コーヒーの香りを楽しみながら読書がしたい。カフェでじっくり読みたい4人の作家の本
今回は、カフェでじっくりと読みたくなるような魅力的な小説をご紹介します。獅子文六さん、原田マハさん、江國香織さん、千早茜さんの4人の作家さんを紹介するとともに、オススメの小説を紹介しているので、ぜひ読書をしたい時の参考にしてみてくださいね!
コーヒーの香りを楽しみながら

出典: snapmart.jp
カフェでコーヒーの香りを楽しみながら、贅沢な読書の時間を過ごしたい。
今回はそんな読書にピッタリの4人の作家さんをご紹介します。
一人目_獅子文六さん
■昭和の文豪の魅力を感じて
まず初めにご紹介するのは、昭和の人気作家、獅子文六さんの『コーヒーと恋愛』。
お茶の間の人気女優 坂井モエ子はコーヒーを注ぐのがピカイチ。
演劇に情熱を注ぐベンちゃんとの生活が続くはずが束の間、いきなり「生活革命」を宣言して、若い女優の元へと行ってしまう。
悲しみに暮れるモエ子は、コーヒー愛好家の友人に相談して…?
人間味の溢れるキャラクターたちがコミカル描かれています。
■こちらもオススメ
二人目_原田マハさん
■芸術を活字で楽しむの
二人目は原田マハさん。
原田マハさんはカルチャーライターの経験から、美術を題材にした作品が多く、美術館巡りが好きな人にもオススメです。
『ジヴェルニーの食卓』は、モネ、マティス、ドガ、セザンヌという4人の印象派の巨匠たちの生活を描いた短編集。
画家たちの素顔や心情が繊細に描かれています。
■こちらもオススメ
三人目_江國香織さん
■美しい宝物は文字の中にある
繊細な描写で、女性ファンも多い江國香織さん。
『東京タワー』は、情熱的な男女の恋愛を描いた作品。
大学生の透は年上の詩史と過ごす甘く幸せな時間に満たされていた。
一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、喜美子に夢中になっていた。
二組の対極的な恋人たちが織りなす東京のラブストーリーです。
■こちらもオススメ
¥550
江國香織(著)・集英社(出版)
とるにたらないけれど、かけがえのないものもの。
レモンしぼり器、ヨーグルト、石けん、りぼんなど。
日常生活で使うささやかだけど愛おしいものへの愛や思いを綴るエッセイ集です。
¥770
江國香織(著)・角川春樹事務所(出版)
資産家で、読書に夢中な稔。
たいていは、家で本ばかり読んでいる。
姉の雀、稔に似て本好きの娘の波十など、自由気ままな暮らしの中に登場する登場人物たちの織りなす長編小説です。
四人目_千早茜さん
■鋭い感性を感じる読書タイム
幼少期をアフリカで過ごした作者、千早茜さんによるエッセイ集、『わるい食べもの』。
「いい食べもの」の情報がSNSに氾濫している今の時代だからこそ、あえて「わるい」を追求することで食の奥深さを味わうことのできるエッセイです。
■こちらもオススメ
¥715
千早茜(著)・文藝春秋(出版)
下町の西洋菓子店を営む頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。
甘くてときどきほろ苦い連作の短編集です。
甘いお菓子を食べながら読みたくなります。
愛おしい活字と過ごす時間

出典: snapmart.jp
カフェでじっくり読みたい4人の作家の小説をご紹介しました。
ぜひじっくり読書したい時のお供に読んでみてくださいね!