一度きりの人生、一度は見てみたい景色がある
一度きりの人生。
写真やテレビでは見たことがあるけれど。
一度は生で、自分の目で見てみたいそんな景色があるんです。
自然が作り上げる美しさに心が震える
今回は世界の絶景の中でも、自然の力で作り上げられた息を呑むほど美しい景色をご紹介。
人生でやってみたいことリストに、ぜひ加えてくださいね。
鏡のような、上下反転の世界へようこそ
ウユニ塩湖(ボリビア)
水面に空が反射して、まるで鏡のような景色が楽しめるウユニ塩湖。
南米・ボリビア西部の都市ウユニから車で1時間ほどでたどり着くことができます。
「天空の鏡」とも言われるこの景色は雨季(11月後半〜3月頃)にのみ観ることができます。
このミラーワールドに遭遇するためには、
・雨水がほどよく溜まっていること
・強風が吹いていない
・雨が降っていない
などの条件が揃うことが必要です。
乾期(4月~11月前半頃)には表面の水がほとんど干上がるため、歩いて塩湖の中を散策できますよ。
真っ白な塩の結晶がむき出しになり、格子状の模様が見られます。
ボートが宙に浮かんでる!?
ランペドゥーザ島(イタリア)
その透明度の高さから、ボートが空に浮いているような写真で話題になったランペドゥーザ島。
イタリアの最南端にある離島で、首都のローマからは空路で1時間ほどかかります。
「空飛ぶ船」とも呼ばれるこの景色は、
・波が穏やかであること
・太陽が高く昇っていること
などの条件が満たされれば見ることができるんだそう。
一年を通して行くことができますが、「空飛ぶ船」を見たいのならば、ベストシーズンは7~9月頃。
晴天が続き、波が穏やかな夏の時期は遭遇できる可能性が高いんだそう。
国内外から人気の高いバカンススポットです。
世界屈指のオーロラ遭遇率
イエローナイフのオーロラ(カナダ)
カナダ・ノースウェスト準州のイエローナイフは世界でも屈指のオーロラ遭遇率を誇るんです。
・オーロラベルトの真下に位置している
・北極に近い
・冬の気候が安定している
などの条件を満たしているイエローナイフでのオーロラ遭遇率は、3日間の滞在で95%ほどだと言われています。
イエローナイフには街の明かりが届かない場所に、オーロラ観賞のための専用施設、オーロラビレッジというテントがあります。
ベストシーズンは11月中旬~4月頃と8月中旬~9月頃。
真冬は最低気温-30℃まで下がることもありますが、長めに観賞時間が取れることや、雪のアクティビティを楽しめるのが魅力。
また、イエローナイフでは夏でもオーロラを見ることができるのが特徴で、平均気温が15℃前後。
飛行機のチケットは冬の時期よりも少しお高めです。
白×青のコントラストに息を飲む
レンソイス・マラニャンセス国立公園(ブラジル)
一面に真っ白な大砂漠が広がる、レンソイス・マラニャンセス国立公園。
ブラジル・マラニャン州に位置しています。
レンソイスとはポルトガル語で「シーツ」という意味。
砂丘一帯が真っ白なシーツのように見えることからその名前が付けられたんだそう。
雨季(6月~9月頃)になると、真っ白な砂丘にたくさんのエメラルドグリーンの湖が現れるんです。
白とエメラルドグリーンのコントラストは思わず息を呑むほど美しい光景なんだそう。
湖の中では遊泳することもできますよ。
一筋の光が差し込む神秘的な光景を
アンテロープキャニオン(アメリカ)
鉄砲水や風により削られた砂岩に囲まれた渓谷です。
アメリカ・アリゾナ州のペイジ近郊にあり、ラスベガスからツアーやレンタカーで向かう方が多いんだそう。
現在でもときおり鉄砲水の通路となるため、雨が降ると行くことができません。
太陽が真上にきた時、一定の時間だけ、岩の隙間から太陽光が差し込みます。
ビームと呼ばれるこの現象はなんとも神秘的な景色だと言われています。
基本的には4月~10月頃が主な観光シーズンです。
・真夏は気温が40℃近くになること
・モンスーンの時期は鉄砲水が発生する可能性があること
をふまえると6月と10月がおすすめなんだそう。
美しく青く輝く氷河の洞窟
スーパーブルー(アイスランド)
アイスランドにあるヴァトナヨークトル国立公園。
ヨーロッパ最大の氷河で、アイスランドの国土の約8%を占めます。
この国立公園の中にあるのが、スーパーブルー、アイスケイブと呼ばれる青く輝く氷河の洞窟。
この氷河の洞窟は冬にだけ見ることができ、その形や場所は毎年異なるんです。
自然の力で作り上げられるこの洞窟は、その年の気候によって変化します。
氷の洞窟に入ることができるのはだいたい11月後半~3月前半頃。
夏の時期には氷河が溶けてしまうため、見ることはできません。
人生を震わせるほどの景色に、会いに行こう
心を、人生を震わせるほどの景色に。
人生で一度は、いつかきっと会いに行こう。