「あぁ、私って心が狭い?」

いつもは仲の良い友達や彼氏。
でも、いくら親しい間柄とはいえ、私たちはお互いに‘他人’なんです。
だから、考え方の違いが生じてしまったときに喧嘩になってしまう。

自分と相手の価値観が違うことくらい、子供じゃないんだから分かってる。
なのにどうしてこんなにもイライラしてしまうの?
「私って、心が狭い?」
今回は、大人の考え方をするための5つのSTEPをご紹介します。
1|時には折れることも必要だったりする

子供の頃の喧嘩は、お互いに思っていることをぶつけ合っていた気がする。
だけど、私ももう大人になった。
だからこそ、ときには自分で感情を抑えなくてはいけないときがあるのかも。

今考えていること全部を自分の中に押し込めるのではなくて、ほんのちょっとだけでも抑えることができたら、それだけでも立派な大人の考え方なのかも。
すぐに感情的になってしまうよりも、落ち着いて物事を考えてみることが大切ですね。
*→だけど、絶対に伝えたいことは言うように*

“折れることも大切”だとはいっても、自分がこの考えだけは譲れないと思うものは相手に伝えるようにしましょう。
喧嘩の途中で自分が折れてあげるということは、自分の考えを全部閉じ込めてしまうこととは違います。
相手にも考えがあるように、自分にも考えがあるから喧嘩に発展してしまうので、気持ちを全部抑えてしまう必要はないはずです。
2|感情をむき出しにしないことが重要

怒っているときは、ついつい感情が抑えられなくなってしまいますよね。
だけど、それは子供の頃の喧嘩と同じなのかも。
表情や態度で怒っていることを出してしまうと、相手のイライラが収まるどころか加速してしまう可能性があります。

喧嘩がヒートアップしてしまわないためにも、態度にはあまり出さないようにしましょう。
心の中ではイライラのピークに達していても、ケロッとした表情を継続することで、相手も「なんでこれくらいのことで怒っているんだろう。」と、イライラが冷めてくるかも。
*→ポイントは、「自分のほうが大人だ」と思い込むこと*

表情や態度に出てしまいそうなときは、「相手よりも自分のほうが大人だ!」と思い込んでみると良いかも。
そう思うだけでも、自分の心に余裕を感じることができるはずですよ。
態度に出すのを控えるだけでも、酷い喧嘩を減らすことができるかも。
3|‘狭い心’なのは自分だけじゃない

相手も自分も怒ったまま喧嘩が長く続いてしまう原因は、‘自分だけ心が狭い’からではないはず。
相手だって自分だって、お互いに譲ることができない考え方があるからこそ怒っているのかも。
だからこそ、自分だけが狭い心なんだと思い込まないようにしましょう。

喧嘩の原因がどちらかにあったにせよ、それ自体を簡単に許すことができないという気持ちは‘狭い心’ではないのかも。
お互いに相手を許すことは簡単ではないですよね。
感情的になって心の余裕がないというだけなので、自分にすべて原因があるとは考えないようにして、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
*→自分だけを責めないようにすることも大切*

相手の考え方も受け入れることは大切ですが、だからといって自分の考え方が100%間違っていた訳ではないはず。
「自分の心が元々狭いから、こうして喧嘩になってしまったんだ。」とネガティブに考えすぎないようにしましょう。
4|カチンとくることを言われてもスルー

喧嘩になってしまうと、相手が自分に対して傷つけるような言葉を使ってくることもありますよね。
その言葉を真に受けてしまったことで、イライラがヒートアップしてしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか?
*→嫌なことを言われても言い返さない!*

喧嘩を更に過熱させてしまうような言葉を相手から言われたとしても、それをまともに受け止めないようにすることも大切です。
逆に相手に張り合って余計な言葉を言ってしまうのは、決して大人の対応とは言えなくなってしまうので、気をつけるようにしましょう。
5|ちゃんと素直に謝ること

自分だけが悪くなかったとしても素直に謝れる人は、すごく大人ですよね。
ある程度お互いが思っていることを伝えることができたら、見切りをつけて謝るようにすると◎
*→自分が悪かったことを思い浮かべて謝る*

時と場合によっては、自分がすんなりと納得することができないこともあります。
そういうときでも、「自分もイライラを相手にぶつけてしまった。」ということを考えて、素直に謝るようにしましょう。
これからの喧嘩に活かせること

この先も人と関わっていく中で、喧嘩は起きてしまうはず。
ですがそこでの自分の立ち居振る舞いが、相手との関係を悪化させてしまうのか、上手く維持することができるのかを決める鍵になるはず。
どんなときでも、感情的にならない大人の考え方を意識するようにしてみましょ。