「都会のトム&ソーヤ」が実写映画化。大人になった今読み返したい子供時代のバイブル
講談社YA!ENTERTAINMENT(ワイエー!エンターテインメント)から出版されている「都会のトム&ソーヤ」が実写映画化されるのだとか。小学生の頃、夢中になって読んでいた本たちを大人になった今、読み返してみませんか?他にも、同じくはやみねかおるさんの「夢水清志郎シリーズ」など、当時の愛読書を思い出してみて。
小学生の時の愛読書は?

出典: snapmart.jp
小学生の時、夢中になった本はありませんか?
友達と遊ぶことと同じぐらい本を読むのが大好きで、貪るように活字を読んでいた子供時代を過ごしたり。
図書館でたくさん本を借りた日には、ホクホクとした楽しみな気持ちで帰途についたり。

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当時夢中になった、あんな本やこんな本。
子供時代のバイブルだった本たちのおかげで、今の自分が成り立っているような気もします。
そんな本を大人になった今、読み返してみるのはいかがでしょうか。
当時とはまた違う感想が出てくるはず。
──ほら、無性に読み返したくなってきたでしょ?
「都会のトム&ソーヤ」が実写映画化
Are you ready?
子供時代のバイブルの中でも特にワクワクさせられたのが、講談社YA!ENTERTAINMENT(ワイエー!エンターテインメント)から出版されている「都会のトム&ソーヤ」。
著者であるはやみねかおるさんのサイン会にて、本作品が実写映画化されることが明らかになりました。
キャストや時期などの詳細は後に発表されるのだとか。
青い鳥文庫を卒業した少年少女たちはもちろん、中学生・高校生・大学生・社会人…と成長した大人だって没頭してしまう「都会のトム&ソーヤ」。
「都会」と書いて「まち」と読むのがポイントですよね。
みなさんは、内人と創也の二人の冒険を何巻まで追いましたか?
→ 最新刊をGETせよ
¥1,296
著者/編集:はやみね かおる, にし けいこ
レーベル:YA!ENTERTAINMENT
出版社:講談社
2019年2月に発売された最新刊。内人が考えてリアルロールプレイングゲームを軸に、冒険が進む16巻。ぜひまだ読んでいない人は、読んでみて。
改めて‘都会トム’の魅力を確認
改めて「都会のトム&ソーヤ」の魅力を再確認しましょう。
塾通いに追われる‘平凡’な男子中学生・内藤内人(ないとうないと)と、大企業の跡取り息子で頭脳明晰な男子中学生・竜王創也(りゅうおうそうや)の二人を描いた冒険推理小説です。
二人は都会を舞台に、究極のゲームを作るため奮闘します。
■脅威のサバイバル能力

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「どこにでもいる平凡な中学2年生」と自称する内藤内人。確かに成績も運動神経も普通ですが、そんな内人にはおばあちゃん譲りの脅威のサバイバル能力が。
それは「机の引き出しの中身でちょっとした軍隊とも戦える」と言っても過言ではないほど。
どんな状況でも生きて帰ってこれる内人のサバイバル能力に、ワクワクが止まらなかった方も多いのでは。
■究極のゲームを作る、という夢

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内藤内人のクラスメイトである竜王創也は、学校始まって以来の秀才と言われるほど頭脳明晰。
大企業「竜王グループ」の一人息子で跡取り。
積極的に他人と関わることをしてこなかった創也には「究極のゲームを作る」という確固たる夢が。読み進めていくうちに、気付くとそんな創也の夢を応援するようになるかも。
■百癖ぐらいある登場人物たち

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そしてそんな二人を取り巻く登場人物たちも、揃いに揃って百癖ぐらいあるキャラの濃い人ばかり。
常に転職情報誌を読んでいて保育士を目指している、創也のボディーガード・二階堂卓也。
伝説のゲームクリエイター・栗井栄太 。
「こんなこともあろうかと思って」が口癖な、未来を予測する能力を持つクラスメイト・真田志穂。
主人公の二人を取り巻く登場人物たちも見逃せません。
はやみねかおるさんの他作品も
■名探偵夢水清志郎シリーズ

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はやみねかおるさんは、元々小学校教師。本嫌いな子供たちにおすすめの本を紹介しているうち、自身で本を書くようになったのだとか。
はやみねかおるさんの小説はなんといっても、児童向けの推理小説とは思えないほど本格的なトリックが特徴的です。大人になった今でも、きっと当時と同じぐらい楽しんで読めるはず。
そして、登場人物たちの軽快なやりとりにも釘付けになる読者続出です。
はやみねかおるさんの代表作といえば「夢水清志郎」シリーズをあげないわけにはいきません。
とても忘れっぽくてマイペースな名(迷?)探偵・夢水清志郎に心奪われる推理小説。三つ子の姉妹である亜衣・真衣・美衣のお隣に引っ越してきたところから物語が始まります。
一般常識が欠けつつも、名探偵としては一流な‘教授’に思わず夢中になってしまうかも。
→ 筆者的ベストな作品
¥777
著者/編集:はやみね かおる, 村田 四郎
レーベル:講談社青い鳥文庫
出版社:講談社
筆者が個人的に夢水清志郎シリーズの中で一番好きなのは、修学旅行の回です。「鵺」という漢字を覚えたのはこの本のおかげです。
こんな愛読書もあったよね
■パスワード探偵団シリーズ
¥756
著者/編集:松原 秀行, 梶山 直美
レーベル:講談社青い鳥文庫
出版社:講談社
青い鳥文庫なしでは子供時代を語れませんよね。その中でも大人気な「パスワード探偵団」シリーズ。主人公たちと一緒に問題を解き進めていって。
■黒魔女さんが通る!シリーズ
¥734
著者/編集:石崎 洋司, 藤田 香
出版社:講談社
多くの女の子が虜になった「黒魔女さんが通る!」シリーズ。一人前の黒魔女を目指す、チョコこと黒鳥千代子の奮闘ぶりに思わず夢中に。
It`s a showtime!

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「都会のトム&ソーヤ」が実写化すると聞いて、思わず思い出した子供時代。
忙しくて最近本を読めていなかったという方も、ぜひ小学生の時のバイブルを読み返してみて。きっとあの頃とはまた違った、世界が広がるはず。