せっかく綺麗に着たのに…。

今日は、念願の花火大会デート。
浴衣も新調して、気合も十分。
いつもより丁寧にヘアメイクをして、慣れない浴衣に苦戦しながらもちゃんと着付けて…。
彼に「可愛い」って言ってもらえて、頑張った甲斐があって嬉しさ爆発させてます♡

なんて、幸せ気分だったのはつかの間。
せっかく着付けた浴衣が崩れてきちゃった(涙)
時間をかけてやったのに、どうして…。
そこで今回は、浴衣の着崩れをサッと直せる方法から、浴衣を着付ける時・着ている時のポイントやコツを紹介していきます。
ずっと綺麗な状態で浴衣美人を目指しちゃって。
01|襟・胸元が緩んではだけた時

まずは、襟や胸元がはだけてしまった時。
襟元がグシャッとしてしまったり、胸元がはだけて下着が見えそうな状態は上品とは言い難く、だらしない印象になってしまいます。
【襟・胸元の直し方】
①下前(浴衣を合わせた時に下になる方)は、脇のあき口から左手を入れて、襟を引っ張る。
②上前(浴衣を合わせた時に上になる方)は、帯の下から襟先を引っ張って整える。
③最後に胸元も整えて、完成。
02|裾が広がってきた時

普段通り歩いているだけなのに、だんだんと広がっていってしまう裾部分。
裾が広がっていると下駄で踏んでしまって、転んでしまうなんてこともあるので、すぐに直しましょう。

【裾の直し方】
①上前を持ち上げて、下前を上に引き上げて、腰紐部分に埋め込むように入れる。
(腰紐が緩んでしまっている場合は、しっかりと結び直しましょう。)
②最後におはしょりを下に軽く引っ張って、完成。
03|帯が下がってきた時

背中の帯はだんだんと緩くなってしまって、下がってきてしまうことも。
帯がズレてしまうと帯の下の伊達締めが丸見えになってしまい、見栄えも悪くなってしまいます。
*浴衣を着付ける時に注意したいpoint
タオルを腰に巻いて体型補正をしておく

着崩れてしまった時の対処法はわかりましたが、できれば着崩れは避けたいですよね。
そこで続いては、浴衣を着付ける時に注意したいポイントを紹介。
浴衣の着崩れは腰紐が緩くなってしまうと起こりやすため、腰紐をつける前にタオルを巻いて体型補正をしておくのがおすすめです。
タオルを巻いておくことで、腰紐の食い込みやズレを緩和することができちゃいます。
和装ブラかスポーツブラで胸を押さえる
*浴衣を着ている時にちょっと注意したいコト
歩幅は狭く、気持ち内股で歩く
最後に、浴衣を着ている時にちょっと注意したいコトを紹介。
注意点を頭に入れておくと、着崩れをちょっとは予防できるかもしれませんっ。
浴衣の裾が崩れてしまうのは、歩き方に問題があるかも。
普段着と同じ歩き方ではなく、歩幅は狭くして内股を意識して歩いてみるのがおすすめですよ。
拳3つ分くらい空けて浅く座る
また、椅子に座る時は帯が崩れないように意識して。
背もたれのある椅子には、背中と背もたれの間に拳3つ分が入るくらい空けて、浅く座るのがおすすめです。
ちょっとキツいかもしれませんが、立ち居振る舞いも美しく見えるので頑張ってみて。
階段は裾を軽く持ち上げて登る

階段を登る時は普通に登るのではなく、裾を軽く持ち上げて登りましょう。
右手で上前と下前を一緒に持って、押さえながら登るのがおすすめです。
お手洗いは一枚ずつめくり上げて

着慣れない浴衣ではお手洗いも困ってしまいますよね。
浴衣を着ている時は、洋式を選ぶのがおすすめ。
和式は浴衣の裾が床についてしまう可能性があるので、できるだけ避けて。
また、お手洗いをする時は浴衣と長襦袢を一枚ずつめくり上げて持ち上げるのがおすすめです。