ダル着で彼とコンビニは小さなハネムーン。高校の頃に憧れた彼氏ができたらしたいこと
lunaluna

ダル着で彼とコンビニは小さなハネムーン。高校の頃に憧れた彼氏ができたらしたいこと

憧れることが多かった。でもできなかった。お泊りデートも、ドライヤーで髪を乾かしてもらうことも、夜にダル着でコンビニに出かけたり、ドライブデートに出かけたり、片方ずつのピアスをつけたりすることが。でもきっと今ならぞの全部を叶えることができると思うんだ。甘いトキメキのつまった思い出を作ろうよ。

更新 2019.07.28 公開日 2019.07.28

甘い甘い憧れ

高校生の頃に憧れた、
彼氏ができたらしたいこと。

それはホットミルクのような、
優しい甘さを含んでいた。

できなかったあれこれを、
今なら叶えられる気がするんだ。

同じシャンプーの香りに包まれたい

一晩中、好きな彼と過ごせたら
どんなにいいだろうと思った。

改札で惜しむようにバイバイと手を振ることも、
眠りにつくまで電話をしなくてもいいなんて。

同じシャンプーの匂いに心が満たされていくような感覚。

夜を一緒に過ごすことが、
こんなにも特別だと知らなかった。

窮屈なベッドで肌を寄せ合って、
おやすみの言葉を言い合おう。

「ドライヤー貸して」

「ドライヤー貸して」、なんて。
そんな一言を言われるのが憧れだった。

長い髪を壊れ物を扱うように、
スッと指を入れて髪を乾かす彼。

そんなドラマのシーンが目に浮かぶ。

きっとそのあかつきには、私はだらしのない顔を彼に見せることになるのだろう。

女の子の願望を詰め込んだワンシーン。

そのためにも、彼がずっと触れていたくなるような指通りのいい髪にしていたい。

深夜にダル着でコンビニ

誰に邪魔をされるわけでもなく
手を繋いで夜道を歩きたい。

二人っきりの深夜はメロドラマ。

風が頬を切って、
手に宿る温かさだけが頼り。

何も言わずに車道側を歩く、
彼の橫顏にときめきたいのだ。

「今日はハーゲンダッツがいい」
「この前も買っただろ」
なんてくだらない会話をしたい。

飾らない私と彼の、小さなハネムーン。

助手席から横顔を眺めたいのです

免許取ったら一番に乗せてよ、なんて
言ってみたかった。

何回も乗り継ぐ電車より、
人の目を気にするバスより、

二人っきりの空間で、
幸せを噛みしめてみたかった。

よく言うじゃない。
助手席は彼女の特等席だって。

いつもより真剣な顔も、
ちょっと緊張している姿も、ちょっと特別。

空いた手を握るのは、また別の、あこがれの話。

指輪でもネックレスでもなく

“再び巡り合えるように、対のピアスをつけていた”
なんて遠い昔のジンクスにときめいたりしたのだ。

彼は左に、私は右に。

指輪より、洋服より、
惹かれる何かがあった。

片側につけたピアスを触る度に、
触れた部分がひどく熱かった。

二人で一つ。
響きがなんだか心地良い。

制服で夢の国へ

その特別感が欲しかった。

限られた時間だけ着ることを許される制服に身を通し、手を繋いで歩くことを。

夢であり、憧れであり、ちょっとした欲望でもある。
きっと女の子にしかわからない秘密の話。

その夢は、叶うなら今だって。

その恥ずかしさも、柄じゃないと笑う彼も、
トキメキのつまった金平糖のような甘さの思い出を、
その温かさのまま思い出に残したい。

いつか振り返った時に、その思い出が彼にとって優しいものであってほしいと願いを込めながら、私はシャッターを夢中で切るのだろう。

今なら、叶えられること

あの頃叶えられなかった小さなトキメキたちは、
今の私と彼なら叶えることができるんだ。

そして、今叶えることのできないトキメキも
彼と叶えるのが今の私の小さな夢。

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