素敵な手紙をもらった

手紙をもらって心がキュンとした。
整った言葉遣いと綺麗な文字で書かれた手紙には、その人の優しさや魅力が表れている気がして、何だか素敵だと思った。
美しい手紙の書き方講座

今回は、美しく整った手紙の書き方をご紹介していきたいと思います。
丁寧な手紙を書く時に気をつけたいことや、さらに手紙を素敵に仕上げられるような一工夫をチェックしてみてください。
:はじめ
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シンプルな便箋は、どんな手紙を送る場合でも使いやすいのが嬉しいポイントです。文字のあたたかさも伝わりやすそうです。
頭語

手紙の書きはじめには、頭語を。
一般的な手紙には「拝啓」が用いられることが多いです。
目上の人へ、かしこまった手紙を書く場合には、「謹啓」や「恭敬」を用いましょう。
季節の挨拶を

まずは、「こんにちは。」のような挨拶にあたる部分。
その季節に合った挨拶文を入れてみてください。
季節のうつろいを書き記すようなものや、相手を気遣うような文章が◎

●春
「花のたよりが届くようになりました。」
「桜が美しく咲き、春めいて来ました。」
「新緑の香りが清々しい季節になりました。」
など、春の訪れが文字から感じられるような挨拶文を入れてみてください。

●初夏・梅雨
「梅雨に入り、じめじめとした日が続きます。」
「紫陽花が美しく映える季節ですね。」
など、初夏や梅雨に合うような挨拶文を入れてみてください。

●夏
「暑中お見舞い申し上げます。」
「暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。」
など、暑い季節に合うような挨拶文を入れてみてください。

●秋
「爽やかな秋晴れの日が続いていますね。」
「紅葉も美しく、朝夕の冷え込みも感じられる季節となりました。」
など、秋に合うような挨拶文を入れてみてください。

●冬
「年も暮れ、忙しいとは思いますがお変わりないでしょうか。」
「寒さが厳しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。」
など、冬にぴったりな挨拶文を入れてみてください。
(+)万年筆を選びましょ
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正式な手紙を書く時には、万年筆がおすすめです。読みやすい文字を書くことを心がけながら、丁寧に書き進めていきましょう。
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本題の文章は、伝えたいことをしっかりと伝えるために下書きをしてみて。そうすることで、何度も書き直しをする手間を省けたり、言葉の誤りに気づくことができそうです。
言葉遣いや誤字には注意

本文を書く時には、適切な言葉遣いはできているか、誤字がないか、などを確認するようにしましょう。
特に、敬語の間違いには注意。目上の人に対しては、相手には尊敬語、自分には謙譲語を用います。
わからない時には単語検索をかけたり、辞書で調べてみるのがおすすめです。
(+)文字を揃えましょ

改行する箇所や書き出しの位置にも配慮してみて。
句読点(「、」や「。」)の入るところで次の行に移るのがおすすめです。
そうすることで、文章の切れ目がわかりやすくなり、すらすらと読みやすい手紙に仕上げられます。
:おわり

まずは、本文を書き終えた時点で、「これからもよろしくお願いします。」や「元気でお過ごし下さい。」など、相手に思いやりが伝わるような一文を最後に添えてみてください。
結語

最後も綺麗に、手紙をしめくくりましょう。
手紙の冒頭で「拝啓」を使った場合には、「敬具」を。
目上の人に宛てて「謹呈」や「謹啓」を使った場合には、「謹言」を。
結語の後は、改行して低い位置に差出人である自分の名前を書きます。
最後に、最も高い位置に手紙を送る人の名前を「〜様」「〜先生」などと書きます。
(※縦書きの場合)
(+)香りを閉じ込めましょ
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最後に手紙を書き終えたら、練り香水で香りを添えてみて。文字の上ではなく、便箋の端の方や、封筒の内側にくるくるっと塗り込むのがおすすめです。手紙を開いた時に良い香りがしたら、素敵ですよね。
素敵な手紙を送るよ

以上、手紙の綺麗な書き方と、さらに素敵な手紙に仕上げるためのワンポイントをご紹介しました。
整った文章と文字で、素敵な手紙を送ってみてください。