Q.家族にSNSをフォローされるのってあり?

突然ですが、質問です。
家族にSNSをフォローされるのってありですか?なしですか?
『Cancam』の「親にSNSをフォローされるのってどう思いますか?」というアンケートでは、以下のような結果が出ました。
ちなみに、実際にフォローされているのは全体の10%の人なのだとか。
いいと思う 6%
出典 cancam.jp
別に気にしていない 26%
正直イヤだ! 68%
「気軽な投稿がしづらい」、「見られるのが嫌なのでブロックした」という意見が多く、断トツで正直イヤだ! という回答が多い結果となってしまいました……。
(母と父、どちらがフォローしているの?)

その10%の人たちは、お母さん、お父さん、どちらにフォローされているのでしょうか?
同じく『Cancam』のアンケートでは、お母さんにフォローされている人が約半数、続いて多いのが両方でした。
お母さんとSNSが繋がっている人が多いようですね。
父 23%
出典 cancam.jp
母 45%
両方 32%
母、両方、父の順でフォローされているのが多いと分かりました。両方ともフォローされているのが意外と多いのに驚きです。親世代はSNSを使いこなしていないと思っていましたが、今の時代そうでもないようです。
Q.なんでイヤなんだろう?

68%の人たちは、どうしてSNSをフォローされるのがイヤなのでしょうか。
その理由は、こんなところにあるかもしれません。
親に恋人を知られたくない

SNSに恋人との写真を載せているという人も多いと思います。
それを親に話していない場合、SNSが繋がることによってバレるのが嫌なのかもしれません。
『マイナビウーマン』の調査で、恋人がいることを親に話さない人が半数以上だということがわかりました。
Q. 結婚の予定などがなくても、恋人がいることを親に話しますか?
出典 woman.mynavi.jp
●はい…33.3%
●いいえ…66.7%
話さない人の割合が断然高く、6割以上という結果に。
生活に干渉されたくない

友だちと遊んでいた時のことや趣味のことなど、私生活がわかるようなSNSだと、それを見られて何か言われるのがイヤだという人もいるかもしれません。
学生さんだと「遊んでばかりいないで」なんて言われたくない、なんてこともあるかもしれませんね。
Q.お母さんたちはどう思っているの?

『暮らしニスタ』の「子どものSNSを見ていますか?見てみたいですか?」というアンケートでは、結果がなんと50%ずつにわかれたのだとか。
A.見たい(見ている)派

まずは、見る派のお母さんの回答から。
SNSを見たいという気持ちは、「もっとコミュニケーションをとりたい」という気持ちの表れだという回答が多く見られたのだとか。
また、SNSを正しく使えているかという「親としての監視の役目」と回答した人もいるそうです。
・「子どもがあまり話さないタイプなので、何を投稿しているのか気になるので見ています」(50代/女性/パートアルバイト)
出典 kurashinista.jp
・「親が把握している交友関係以外にどんな人達と繋がりを持っているのか、個人情報を漏らしていないかが気になるので、たまにチェックしています」(40代/女性/専業主婦)
・「毎日、しかも長時間、何をそんなにつぶやいたり閲覧したりしているのかが不思議でたまらないので気になる」(40代/女性/無職)
A.見ない派

続いて、見ない派の人の意見です。
「子どもといえどもプライバシーがあり、そこは干渉してはいけない部分だ」と考える人が多くいたのだそう。
「必要があれば見せてくる」という回答からは、子どもへの信頼も感じられますね。
・「子どもにだってプライバシーがあるので、見ちゃダメだと思う。むしろ、子どもから私にSNSを見せてくるような仲になりたい」(20代/女性/専業主婦)
出典 kurashinista.jp
・「自分が詮索される立場だったら、とても嫌な気分になるので見ません」(50代/女性/パートアルバイト)
・「あまり子どもに干渉しすぎるのはよくないと思うからです。必用であれば、子どもから見せてくると思います」(20代/女性/専業主婦)
→「SNS自体を見たいわけではない」説

前述の通り、SNSを見たいというのは「もっとコミュニケーションをとりたい」という気持ちの表れ。
ということは、しっかりコミュニケーションをとることができれば、SNSをフォローしたいと感じなくなるのかもしれませんね。
つまるところ、「子どものことをもっと知りたい」ということなのかも。
→もっとコミュニケーションをとってみない?

もしSNSをフォローされたくないなら、もっとコミュニケーションをとってみるというのはいかがでしょうか?
フォローリクエストを承認しなかったり、ブロックするよりも、もっと自分の情報を教えてみるのです。
→どうやるの?

「何を話したらいいのかわからない」、「あまり知られたくない」なんて人もいるかもしれません。
そんな人はまず、「△△のことなら話してもいいか」、「〇〇のことは話したくない」なんて自分についての情報を分けてみるといいのかもしれません。
【例えば…】

「今自分の周りで流行っているもの」など話してみるのもいいかもしれません。
美味しいタピオカドリンクや化粧品など、何でもいいので紹介してみると、意外に盛り上がるかもしれませんよ♡

共通した話題を持っているなら、そのことについて話すのも楽しそう。
一緒に映画を観に行ったり、一緒にドラマを観たりしたら、友達のように話せるかもしれません。

「何も話したいことが思いつかない」なんて人は、逆にお母さんやお父さんから話を聞いてみるという手も。
聞き手になることも、コミュニケーションをとる大切な一歩。
「お料理教えてほしいな!」など、何かを教わってもいいかもしれませんね。
A.愛情には応えたい

SNSをフォローされるのは、ありの人もなしの人もいることでしょう。
それでも、ただ「干渉しないでほしいのに…」なんて思わずに、愛情をわかってあげることができたら、もっと素敵な家族になれそうですね。