人生を表すと言われる、線香花火
夏の風物詩、線香花火。
その姿は儚く、美しくですよね。
線香花火の燃え方は、人生を表すと古くから言われているんです。
そして、その線香花火の燃え方は4段階あって、それぞれに植物の名前がつけられているんです。
牡丹→松葉→柳→菊 といったように。
今回はその植物を連想して、粋な夏支度を紹介します。
はじまりを秘めた牡丹
線香花火のはじまりは人生のはじまり。
火球ができる蕾の状態から、徐々に熱い生命力がパチパチと燃えていきます。
その様子は『牡丹』の花に例えられています。
牡丹の花は存在感があり、若々しい人生の時期にぴったり。
勢いがあり、生きる力を感じます。
そんな牡丹色をリップに取り入れて、線香花火のはじまりのようなキラキラとした雰囲気を出しませんか?
牡丹色のリップをonして
資生堂のINTEGRATE(インテグレート)の『エレガンスCCルージュ』には牡丹色があるんです。
高発色でふっくらとする牡丹色のリップをつけて、生き生きとした唇を作りましょう。
力強く、勢いのある松葉
線香花火が一番盛り上がる場面は、人生でいう結婚や出産を表していると言われています。
これを植物に例えると『松葉』。
火花が散り、激しく、松の葉を連想させるところから来ているそうです。
素敵な縁に巡り合って、人生が充実するように。
人生の激しさの中にもたくさんの幸せを手に入れたいところです。
そんな松から連想させて、松結びで作られたアクセサリーで幸運を掴んでみませんか?
松結びのアイテムで幸運を
浴衣にもぴったりなこちらのピアス。
お正月などのおめでたい時に使われる松結びの力を借りて、素敵な縁に巡り合う夏にしましょう。
こちらは伝統アクセサリーを販売している『PLUSJ'S GALLERY』さんの作品。
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なるように身をまかせる柳
線香花火の火花が丸みを帯びて、散る方向が下向きになってきた時。
それを人生で例えるなら、子育てや仕事が一段落して落ち着いた時期と言われています。
植物では『柳』に例えられています。
枝垂れて、ゆらゆらと揺れる柳。
ゆっくりとした時間が流れる豊かな時期。
自分の趣味を新しく見つけることができる時期と言えるでしょう。
大人の嗜みを身につけてみませんか?
刺繍半衿で粋な雰囲気に
刺繍半衿(はんえり)は和服の下着である襦袢(じゅばん)に縫い付ける衿のこと。
その部分の刺繍を繊細に、おしゃれにすることは大人の女性の嗜み。
線香花火の柳の時期のような余裕のある豊かな生活を送ってみましょう。
こちらは刺繍半衿を多数販売している『PETACO'S GALLERY』さんの作品。
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穏やかに終わりを告げる菊
線香花火の最後は火花が消え、火球だけが残り、そして消えていきます。
もっとも儚い瞬間と言えるでしょう。
人生の最後の時期であると例えられています。
『(散り)菊』とも言われている場面です。
何か物事が終わる時、何事も良い終わり方をした方が美しいですよね。
線香花火の菊の瞬間に、そのことを教わることができる気がします。
普段の生活でも同じことが言えます。
華やかにメイクした後は、スキンケアが必要。
ゆっくりとお肌を守りましょう。
菊の露でゆっくりケアを
キツネノチエ 菊の露 保湿化粧水
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キツネノチエの菊のエキスを使った保湿化粧水。
『菊の露』は江戸時代に流行した化粧水のアレンジだそうですよ。
線香花火のような美しい夏模様
線香花火は人生を表す。
たとえられている植物から、粋な夏支度を紹介しました。