肌で勝負するようになった20代前半戦。時間をかける本気のベースメイク案内書
子供の頃は意識していなかったベースメイクが、実はとても重要なのだと気づき始めた20代前半。化粧下地・カラーコントロール・ファンデーション・ハイライト・フェイスパウダーの5つを駆使したベースメイクの方法をご紹介します。下地を肌悩みに合わせて部分使いしたり、ハイライトを細かく入れたりと自分に合ったベースメイクを探してみて。
メイクの花形は

出典: snapmart.jp
子供の頃、早く大人になりたくてYouTubeのメイク動画を見たりしてた時もあった。
けれどなかなか「ベースメイク」から先に進まない。「アイメイク」がメイクの花形だと思っていた私にとって、ベースメイクなんて見てもつまらなかった。
でも大人になってから分かる、ベースメイクの大切さ。
10代特有のみずみずしさがあればベースメイクなんて確かに必要なかっただろう。
けれどきっと、20代は20代として魅せられる肌がある。
肌で勝負するようになった20代の前半戦、本気のベースメイクをものにしてみよう。
下地:まさか使ってないなんて?
■ファンデーションのもちを良くする
ベースメイクの基本の「き」は化粧下地。まさか化粧下地を使ったことがないなんて方は…いませんよね?
化粧下地には、ファンデーションのもちを良くしたり、肌の凸凹を目立たなくさせたり、あるいは肌をダメージから守ってくれたりといった役割があります。
厚塗り感が出ないように、薄く広げながら顔全体に馴染ませましょう。
■下地は‘使い分け’してこそ

出典: lipscosme.com
そして下地は、気になるパーツごとに‘使い分け’するのが大人のやり方。
[乾燥肌さん必見]
小鼻の横や口周りなど、特に乾燥しやすいパーツには保湿を叶えられるアイテムを仕込むのがポイント。
IPSA(イプサ)の「ザ・タイムR デイエッセンススティック」をベースメイク時に使うのもオススメ。
肌を滑らかに整えくれ、その後のファンデーションののりが良くなる効果も期待できそう。スティック状なので持ち運びにも◎

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[脂性肌さん必見]
Tゾーンなど、皮脂によるテカリや化粧崩れが気になるパーツには、サラサラに仕上げてくれる部分用化粧下地を使いこなしましょう。
特に、汗や皮脂の出やすいこれからの季節はマストアイテムになるかも。
▽:オススメしたいアイテム
¥1,296
ettusais(エテュセ)の「オイルブロックベース」がオススメ。テカリ吸収パウダーが配合されており、まるで修正液のようにテカリや毛穴をカバー。皮脂が出やすい箇所もサラサラになると人気ですよ。
カラーコントロール:色とりどりで可愛い
■人それぞれの肌悩みをカバーしてくれる

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肌にあまり塗りすぎると厚塗り感が出そうで…とベースメイクを敬遠している人も、ぜひ手に入れてほしいのがカラーコントロールベース。
下地やファンデーション、コンシーラーだけではカバーしきれない肌のお悩みをさりげなくカバーしてくれます。また、肌全体だけではなく気になるポイントだけに集中して使うこともできるアイテムなので、厚塗り感も出にくいのがポイント。

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基本の4色はこちら。
[ピーチ]肌の血色感を引き出したい時に使いたいカラー。全体的に明るい印象にしてくれます。
[グリーン]肌の赤みを押さえてくれるカラー。主にほっぺたやニキビ痕に。
[パープル]肌のくすみを押さえて透明感を引き出してくれるカラー。主に口元や顔全体に。
[イエロー]肌の色ムラやくすみを押さえてくれるカラー。反対色の青クマなどに使うのも◎
ファンデーション:似合うものを見定めて
■肌を美しく見せてくれる
そしてベースメイクに欠かせないのがファンデーション。肌を綺麗に見せてくれるアイテムです。
[リキッドファンデーション]
指やパフで肌にポンポンと馴染ませて使うリキッドファンデーションではshu uemura(シュウ ウエムラ)の「アンリミテッド ラスティング フルイド」がオススメ。
軽いつけ心地で、肌なじみの良さにも定評があります。

出典: lipscosme.com
[クッションファンデーション]
使いやすさや持ち運びの良さから、化粧直し時にもオススメなのがクッションファンデーション。
NARS(ナーズ)の「ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション」がオススメ。薄付きでも肌悩みをきちんとカバーしてくれるのだとか。
▽:オススメしたいアイテム
ハイライト:細かく入れるのが今っぽ
■ツヤ感を与えて立体感をプラス
せっかく下地やファンデに力を入れても、ハイライトを抜かしてしまうとせっかくの努力が水の泡!
ハイライトには肌にツヤ感を与えたり、立体感を演出させたりする役割があります。適度にハイライトをのせてあげることで、今っぽいツヤ肌〜セミマット肌をつくることができます。
■ただ広くのせれば良いってわけでもない
肌にツヤ感・立体感を与えるためには、効果的にハイライトを忍ばせましょう。
ポイントは「できるだけ細かく細かく」です。
[鼻筋]鼻筋に真っ直ぐハイライトをのせるのは△。眉間あたりからスッとのせた後、少し間をあけて鼻先にちょこんっとのせてみて。
[目の周り]目の下から頬骨辺りまでべったり塗るとツヤツヤしすぎてしまうかも。頬骨の一番高いところに小さな「C」を描くようにのせてみましょう。
フェイスパウダー:最後の仕上げに
■皮脂や汗を吸収してテカリを防止
そして最後の最後にフェイスパウダーで仕上げて、ベースメイクが終了します。
フェイスパウダーには、べたつきを抑えて化粧崩れやヨレを防いでくれる役割があります。特におでこやTゾーンに使いたいアイテムです。
サラサラとした肌に仕上がりますよ。
▽:オススメしたいアイテム
¥700
innisfree(イニスフリー)の「ノーセバム ミネラルパウダー」は、IZ*ONEの宮脇咲良さんが使用しているとTwitterで話題になったアイテム。肌のサラサラ感が長時間続くと人気です。
大人の肌ってなんて魅力的
時間をかけて丁寧に仕上げたベースメイクはとても魅力的。
20代になってから手に入れたメイクスキルで、肌をとことんグレードアップさせて。