髪、早く乾きますか?
重めなスタイルやロングヘアだと完全に乾くのに15分くらいかかってしまう人って多いと思うんです。
ただドライヤーの風をあてるのではなく、各パーツごとにポイントを押さえながら順番に乾かしていくと8分程度でツヤのある状態で乾かすことができるんです。
今回は、美容師の宇野和弘さんのTwitterを参考に筆者も実践している方法を伝授します〜!
⑴指で頭皮の水分を優しく弾く

シャンプー後、タオルドライをする前にまずは指の腹を使って頭皮を軽くポンポンとタップする。
根元部分の頭皮についた水分を優しく弾きます。
頭皮の水分を弾いたら中間〜毛先の水分を軽く絞りましょう。
⑵タオルで髪の塊をほぐす

タオルの上から軽く地肌をタップして水分を取りつつ、塊になっている髪をほぐします。
髪がある程度ほぐれ、指が動くようになったらタオル越しに頭皮に指をあて優しく動かし、頭皮や根元の水分をしっかりと拭き取っていきます。
水分が取れてきたら最後にタオルで優しく押さえながら中間〜毛先の水分も取ります。
⑶濡れた髪をクシでとかす

ドライヤーで乾かす前に濡れた髪をクシでとかしていきます。絡まりやすい耳周りを含め30秒〜1分程度を目安にしっかりとかします。
キューティクルの向きに逆らわず毛先→中間→根元の順に少しずつクシを入れましょう。
髪が絡まりやすい人は手グシでざっくりほぐした後に、髪を表面と内側に分けて細かく毛束を取りながらとかすといいです。
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目が細かいと濡れている髪への負担が大きくなるため目の粗い大きめのクシを使いましょう。
⑷再度タオルで髪の水分をとる

とかし終えたら再度タオルで中間〜毛先を優しく包み下に落ちてきた水分も取ります。
⑸ドライヤーの4つの基本的なテクニック
どのパーツも根元から先に風をあてる

髪は密着した根元が乾きにくいです。
中間〜毛先は根元にあてた風が流れる延長線上にあり、自然に乾いていくのでどのパーツも“根元から”先に風をあてましょう。
キューティクルの向きにそって風をあてる

根元→中間〜毛先へとキューティクルの向きにそって風をあてると濡れて開いていたキューティクルが自然と閉じやすくツヤ・手触り・まとまりがよくなります◎
ドライヤーのノズルを外して使う

広範囲に素早く風を送りより早く乾かすためにドライヤーのノズルを外して使います。
細かくドライヤーを振りながら風をあてる

一箇所が熱くなりすぎることを避けるため、常に細かく本体を振りながら風をあてていきましょう。
⑹つむじの向きを見極め乾かす
つむじが時計回りの人

つむじが時計回りの人は、左が内におさまりやすく右がハネやすいです。
なので、まとまりづらい右側から先に内に入るように丁寧に乾かしていきましょう。
つむじが反時計回りの人

反対に、つむじが反時計回りの人は、右が内におさまりやすく左が外にハネやすいです。
そのためまとまりづらい左側から先に内に入るように丁寧に乾かしていきましょう。
EX:前髪あり、つむじが時計回りの人
1.前髪から乾かす

まずは割れやすい前髪から乾かしていきます。
生えグセを抑えるため、流れやすい方向と逆向きに6〜7秒、次に反対の方向に3〜4秒ほど。
これをワンセットに3セット繰り返します。
2.頭を下に向け髪を二つに分ける

前髪がある程度乾いたら顔を下に向けて、髪を左右二つに分けて右のもみあげの上付近から乾かしていきます。
3.右のもみあげ付近の根元を交互に乾かす

同じ箇所に風をあて続けると熱くなりすぎてしまうのでもみあげの上付近を交互に乾かします。
髪を根元からめくり後ろから斜め前に持っていきながら、根元にあてた風が延長線上で中間〜毛先にもあたるように意識しましょう。
細かく髪を根元からめくり上げることで、髪の内側もしっかり乾かすことができます◎
4.顔の横の髪を10秒ほど乾かす

根元の部分が乾いたら一旦顔を起こします。
顔の横の髪を、キューティクルの向きにそって上から下へ10秒ほど乾かし整えます。
襟足〜耳後ろの根元を乾かす

続いて右側の襟足から耳後ろあたりを乾かしていきます。
ここも髪が密着して乾きづらい部分です。
頭を下げ、ドライヤーを持たない手で髪を根元からめくり斜め前に持っていきながら乾かしていきます。
内に入ることを意識してみましょう。
6.反対サイドの根元部分を乾かす

今度は左後頭部を乾かしていきます。
今までと同様に下を向いたまま襟足付近から頭頂部に向かって風をあてていきます。
合計30秒ほどが目安です。
7.左部分のひたい付近を乾かす

左部分は髪が自然に内に入りやすいので、顔を上げ上前から後ろ下に風をあてていきます。
耳上からもみあげ付近を中心に乾かしつつ交互に風をあて、合計1分程度で乾かしていきます。
8.髪の中間から毛先を乾かす

ショートの人はここまでの過程でほぼ髪が乾いていると思います。
中間〜毛先は顔を起こしたまま髪を軽く手で引き出しながら、キューティクルの向きにそって上から下に2分ほど風をあてます。
9.冷風で20秒ほど髪を乾かす

最後に髪全体に20秒ほど冷風をあて残りの水分を飛ばし、髪をさませば完成です◎
ツヤ・手触り・まとまりに満足
前髪あり、つむじが反時計回りの人は紹介した工程を左右を逆にしてやってみてください。
前髪がない人は乾きづらい襟足付近から乾かしましょう。
紹介した各パーツのあてる秒数・順番などはあくまで目安なので、髪の長さや毛量、クセの強さなどに合わせて適度に調節してくださいね。
美容師の宇野和弘さんは他にも色々な情報を発信しているので、ぜひTwitterをチェックしてみてください〜!