永遠に白い原稿用紙
「先生、何を書けばいいかわかりません。」

お休み前に必ず出る宿題の山。
そんな宿題の山のラスボスともいえる作文。
何を書けばいいかわかりません、なんて人も多いのではないでしょうか?
もう悩まない!作文上手育成塾

今回は、そんな人のために作文上手育成塾を開塾します。
今年の夏休みこそ、サクッと宿題を片付けてみませんか?
Ⅰ.まずはネタ探しから
ⅰ.マインドマップを書く

まずはじめにするべきなのはネタ探し。
何を書くにしても、ネタが何もないことには前に進めません。
そこでおすすめしたいネタ探しの方法は、マインドマップを書くことです。
マインドマップとは、紙の中心に主題を書いて、そこから放射状に線を引いた先に主題から連想される言葉を書いていく方法です。
▷例えばこんなお題から

でも、どんなことを真ん中に書けば?と思う人もいるかもしれません。
真ん中に書くことは、何でも大丈夫です!
例えば、「夏」、「休日」、「太陽」、「花」など、そのときに思いついた言葉を書いてみましょう。
ⅱ.最近の出来事を思い出す

もう一つおすすめしたいネタ探しの方法は、最近の出来事を思い出すこと。
最近あった出来事を思い出すことで 、そこから何かいいアイディアが浮かぶかもしれません。
Ⅱ.構成をしっかり練る
▷作文はサンドイッチと同じ

ネタが見つかったら、次は構成を練りましょう。
行き当たりばったりで書き始めてしまうと、だんだんと終着地点を見失ってしまったりすることがあります。
めんどくさいと思わず、ある程度しっかり構成を練ってから書き始めるのが良いでしょう。
作文の構成は、サンドイッチをイメージすると◎
始まりと終わりは同じ「パン(主題)」で、中にある「具材(本題)」はしっかりと食べ応えのあるものにしましょう。
◎パン1:始まり(主題)

始まりでは、しっかりと主題を述べます。
この文章の中で自分は何について述べるのか、読み手に何を伝えたいのか、しっかりとわかるように記述しましょう。
◎具材:本題

次に、いちばん大切な本題です。
導入で述べた主題にしっかりと沿ったことを書くことが大切です。
めんどくさいからといって適当に書くのではなく、しっかりと中身の詰まったものにしましょう。
具がスカスカのサンドイッチなんて美味しくないですもんね。
◎パン2:終わり(主題)

文章の終わりは、始まりと同じ主題でまとめます。
「~で、私は~と感じました/思いました。」というように、しっかりと自分の感じたこと、思ったことを述べるのも重要なポイントです。
それでも駄目な場合、思ったことをそのまま書く

それでも駄目な場合、思ったことをそのまま書いてみましょう。
そのとき思ったこと、感じたことをそのまま表現するのもいいかもしれません。
1.今やりたいことについて書いてみる

今やりたいことについて、思いっきり書いてみるのもいいでしょう。
こんなことを新しく始めてみたい、こんな自分に憧れている、など何でもいいので夢を語ってみてはいかがでしょうか?
2.今ある悩みについて書いてみる

今ある悩みについて書いてみるのもいいかもしれません。
現状への不満、将来への不安など今の思いを原稿用紙にぶつけてみては?
3.家族や友達への感謝の気持ちを書いてみる

たまには、家族や友達への感謝の気持ちを書いてみるのもいいかもしれません。
普段は照れ臭くても、文でなら思いを形にできるかもしれません。
4.「書くことがない」ということを書いてみる

最終手段として筆者が紹介したいのは、「書くことがない」ということを書いてみる方法。
筆者も過去に何回か「書くことがない」という作文を書いたことがあります。
書くことが何もない今の自分の心境や、苦悩を表現してみましょう。
提出する前に気をつけること
①誤字がないか確認する

書き終わって安心してはいけません。
提出する前に誤字や誤用がないか、しっかり確認しましょう!
②控えをコピー(データを保存)しておく

また、提出前に控えをコピー(データを保存)しておくのも大切。
念には念を。もしものために控えをとっておきましょう。
これで私も作文上手

いかがでしたか?
作文のコツを掴んで、今年の夏休みこそ、早めに宿題を片付けてしまいましょう!