‘朝バナナダイエット’って、流行ったよね!一周回って今知りたい栄養素と注意点
今から約10年ほど前に流行した‘朝バナナダイエット’。朝食をバナナに置き換えるだけでできる簡単なダイエットですが、詳しいメリットや注意点を知らない人も多いのでは?バナナには便秘改善、むくみ改善などの嬉しいポイントがあるんです。飽きずに続けるために試したい他の食材との組み合わせも一緒にご紹介します。
‘朝バナナダイエット’って、昔流行ったよね

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今から約10年ほど前に流行した‘朝バナナダイエット’。
一時はスーパーからバナナが消え品薄状態になるほど、多くの女性がこのダイエット法を試していました。
朝食をバナナに置き換えるだけでできるので、とっても簡単で人気があったようです。
■今こそ試してみる?

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流行も一周回ったところで、今、朝バナナダイエットを始めてみるのはいかがでしょう。
もうブームは去っていますから、スーパーでバナナが手に入れられない…なんてことはないはず。
今回は聞いたことあるけどやったことはない、という方のために朝バナナダイエットのメリットや注意すべきポイントについてまとめてみました。
1_朝バナナダイエットの良いところ
■便秘解消を促してくれる

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ダイエットの大敵である便秘。
バナナの7割は水分であり、食物繊維が豊富なことから便秘解消を促してくれる食物としてオススメなんです。
さらに、腸内環境を整える手助けもしてくれるんだとか。
バナナには、食物繊維が他の食物よりも豊富に含まれており、臨床試験の結果から便秘解消やポッコリお腹解消をサポートするという実験結果が出ています。
■代謝促進&むくみ解消になる

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バナナに含まれている様々な栄養素が、代謝促進&むくみ解消に導くんだそう。
ダイエット中は特に気になるむくみをバナナを食べることで解消できるかもしれないなんて嬉しいですね。
マッサージと組み合わせて効率的なダイエットを研究してみましょう。
バナナに含まれる「食物繊維」や、糖質の一種である「フラクトオリゴ糖」は、消化されにくいためそのまま腸に届いて善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善します。また、豊富な「ビタミンB群」や「カリウム」はダイエットの強い味方となる成分で、代謝促進やむくみ解消につながります。
■朝食のカロリーが抑えられる

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朝食にはごはんやパンを食べる方が多いですが、これをバナナに置き換えることで摂取カロリーを抑えることができます。
バナナ一本は約86kcalなので、2本ほど食べても良いそう。
満腹感が得られるように、ゆっくり噛みながら食べるのがポイントです。
毎朝バナナ1~2本を食べるのは、通常400kcalほどの朝食メニュー(ごはん・パンなど)に比べて、カロリーオフになります。
■簡単なので続けやすい
2_朝バナナダイエットの注意点
■食べ過ぎはよくありません!

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1日3食のうち、朝食をバナナに置き換えるというのが朝バナナダイエットの方法。
ですが、早く効果を出さなきゃ!とそれ以上の量を食べてしまうと栄養バランスが悪くなってしまうので注意が必要です。
適切な量を意識してバナナを摂取するようにしましょう。
■継続しないとなかなか効果が出ない!

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朝バナナダイエットを始めて、すぐに効果が現れることは少ないそう。
継続して習慣化させないとなかなか実感することはできないので、長い目で見て取り組むことが必要です。
効果を実感するには個人差もありますが1~2か月程度継続して習慣化することがポイントとなります。
まずは1か月程度バナナダイエットを続けてみて、それでもまったく痩せない場合は1日の食事量を見直したり、運動を取り入れたりしてみましょう。
■とりあえず食べれば痩せるは間違い!

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とりあえず朝バナナを食べておけば痩せるんでしょ?という考えもNGです。
確かにバナナには女性に嬉しい栄養素が含まれていますが、痩せるためには他にも適度な運動をしたり、スナック菓子を控えるなどの基本的なことが必要になります。
そもそも、バナナは食物繊維やカリウムなど豊富な栄養素は含まれていますが痩せるために特別な特徴があるというわけではありません。そのため、バナナダイエットをきっかけとしてこれまでの自分の食生活を見つめなおし、痩せやすい体を作ることがダイエットに効果的だと考えらえているのです。
3_途中で飽きてしまったら
■冷凍して食べる

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長い目で見ると朝バナナダイエットを続けていても、途中で飽きてしまう可能性がありますよね。
そんなときは、バナナを冷凍して食べてみて。
なんと、冷凍することで栄養素がさらに増すんだとか。
暑い夏にぴったりのデザート代わりにもなりますよ。
冷凍するとバナナに含まれている「ポリフェノール」が増加。ポリフェノールは、活性酸素を部毒化する「抗酸化作用」に優れています。抗酸化作用により、細胞の老化が抑えられるとされ、シワやたるみなどのアンチエイジングの効果が期待できます。
■熱して食べる

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バナナに熱を加えて温かくして食べるのもオススメです。
冷たいバナナによる冷えが心配な方は、焼きバナナにしてから食べると◎
代謝を高めるためにも、体を温めるのは良いことなので一石二鳥ですね。
普通のバナナよりも焼きバナナのほうが効能があるとされる理由としては、バナナを加熱することにより善玉菌の餌となるオリゴ糖が増えることです。オリゴ糖が増えることで腸内に善玉菌が増え、腸内環境が良くなります。
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■ヨーグルトと一緒に食べる

楽天レシピ:「便秘解消!きなこバナナヨーグルト」より
「便秘解消!きなこバナナヨーグルト」
お腹にいいものを組み合わせたヨーグルト。
きな粉とバナナの相性が抜群で、ついたくさん食べてしまいそう。
※アレルギーがある方は注意してください
材 料(1人分)
プレーンヨーグルト150g
バナナ1本
砂糖小2
きな粉大1~好みで
■黒酢をかけて食べる
一周回ってまた流行しそう?

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以前世間で話題になった朝バナナダイエット。
メリットを整理してみたら、流行した理由も少しわかったような気がします。
一周回ってまたスーパーからバナナがなくなるなんてことも、もしかしたらあるかも?