3人、5人…奇数でいるのが苦手です。2人組でなくても仲良くしていくコツとは?
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3人、5人…奇数でいるのが苦手です。2人組でなくても仲良くしていくコツとは?

この記事では、3人や5人など、奇数で仲良くしているグループが得意でない人に向けて、奇数人数でも仲良くしていくコツを紹介しています。心理学者の内藤誼人先生曰く、奇数に問題があるのではなく、3人以上でいる時の「話す時間の減少」が、満足度を減らしている原因のよう。たまには2人で遊んだりしてみるのもいいのかもしれません。

更新 2019.06.04 公開日 2019.06.04
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▽グループって難しい△

女の子は時に、3人、5人の仲良しグループになることがある。
一見、仲良しなんだけれど、そこには複雑な感情が潜んでいることも。

この記事では、奇数グループでも仲良くしていくコツを紹介します。

∵奇数を嫌う人、多いみたい∴


奇数グループ 苦手_【検索】←

意外にも、奇数グループで嫌な思いをした人や、奇数グループが疲れると思っている人は多い様子。
なんとなく優先順位が生まれてしまうことや、喧嘩で1:2になってしまうことなど、色々と理由があるんですね。
そしてこの悩みは、男女差があるものでもないのだとか。

このことについての研究がある!?

ある研究によると、どうやら「奇数が悪い」というわけでもないのだとか。
それは、奇数である3人は、偶数である4人よりも会話の満足度が高いという結果が出たということ。
たしかに、4人グループでいる時にも、2:2に分かれてしまうことはありますし、どこかで満足度が高い2人になりたがっているのかもしれませんね。

「いえ、そうではありません。アメリカにあるウェイクフォレスト大学のセシリア・ソラノが、会話の盛り上がりと人数の関係について調査したことがあります。この調査では、会話に参加する人数別にその満足度を6点満点で採点してもらいました。すると、最も高い4.52点となったのは、2人での会話でした。以下、3人の会話が3.96点、4人の会話が3.41点と続きます。つまり、奇数であるか偶数であるかに関係なく、会話に参加する人数が増えるほど満足度は下がっていくということですね」(内藤先生)

出典 www.zakzak.co.jp

また、満足度が下がる理由について、心理学者の内藤誼人先生は、「話す時間の減少」をあげています。
言われてみれば、もっと話したかった内容も、人数が多ければ流れるようにサラっと終わってしまったり、話が段々変わってしまうことってありますもんね…。

「人数が増えると、それぞれの人が話す時間が減ってしまうからでしょう。2人なら1対1の会話となるので、単純に計算して50対50の割合で言葉を発することができます。しかし、3人になると3分の1ずつ、4人になると4分の1ずつ……と、自分が話す時間が減ってしまうわけです。その分、聞き手でいる時間が長くなるわけですが、これが満足度低下の原因だと考えられます」(内藤先生)

出典 www.zakzak.co.jp

▽奇数でも仲良くしていく方法を教えて△

人数が多いことが必ずしも悪いとは限らない。
やっぱり盛り上がればすごい楽しいし。

奇数でも上手に仲良くしていく方法を教えて。

無理に3人でいようとしない

まずは無理に3人(5人)でいようとしないこと。
みんなで仲良くするために、あえてたまには片方ずつと遊んでもいいのかもしれません。
この時、どちらかにバランスが偏らないようにすることがポイント。

「ハブかれた!」なんて誤解を生まないように2人で遊びたいなら、3人(5人)の内の誰かの誕生日の時に、プレゼント選びに行くといいですよ。
自分が知らなかった、あの子の好みを知るチャンスにもなります。

→3人で遊ぶなら…?

もし3人一緒に遊ぶのなら、映画を観るのがオススメ。
席が1列なので、一人だけ反対側になることもなく、3人で共通の話題が生まれるので、話も盛り上がりやすいかもしれません。
また、まだ仲良くなって日が浅いグループでも、上映中は話すこともないので、気まずくなる時間が少ないですよ。

自分抜きで遊んでいても気にしない

もし、自分抜きで2人が遊んでいたとしても、あまり気にしないことも大切かもしれません。
たまたま自分がいないところで決まった予定だったのかも?くらいに。
ただ、あまりにもその回数が多いと、そうも言ってられないと思います。
その時には、「私も誘ってよ〜(笑)」と軽く伝えてみるのもアリかも。

他にも仲のいい友だち(グループ)を作る

仲のいい友だちがその子たちだけ(そこのグループだけ)であるよりは、他の友だち(グループ)とも仲良くしておいたほうが、気持ちに余裕が生まれます。
悩んだ時にも、客観的に捉えることができるので、大きな喧嘩に発展しにくいかもしれません。

一人になることを恐れない

「ペアを作れ」という指示のように、どうしようもなく1:2(2:3)になってしまうこともあるかもしれません。
ハブかれているわけではないのに、たまたまのことを曲解してしまっては、むしろ仲良くしづらくなってしまうかも。
時には、「我慢する側」が自分に回ってくることもあるでしょう。
「一人を恐れない」というのも、意外と仲良くしていく上で必要なことなのかもしれませんよ。

片方にだけ秘密を教えない

喧嘩になる原因になるので、片方にだけ秘密を教えるというようなことはしないほうがいいかも。
愚痴や恋バナに関してもそうですが、「自分だけ知らない」という気持ちになるようなことは避けるのがベター。

喧嘩は中立の立場で

もしグループ内で喧嘩が起こってしまっても、できるだけいつも中立でいることも大切。
両方から話を聞いても、どちらかの味方につくということをしないようにしたほうがいいかもしれません。

∵苦手意識を取り払って∴

奇数グループが苦手だという人は結構多い。
でもその正体は、奇数人数というよりも、2人以上で仲良くしていく中での「話す時間の減少」にあったんだ。

仲良しでいることは良いことだし大切。
でも、疲れてしまうのは仕方ないって思う、苦手意識を取り払うコツなのかも。
奇数だけれど、「割り切る」のが大切なのね。

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