イラスト界の『エモさ』はここにあった。イラストレーター・石井嗣也さんの世界観
よく耳にする「エモい」という言葉。この言葉、様々なジャンルに当てはまるって知ってた?イラストにも、もちろん存在するんです。イラストレーターの『石井嗣也』さんが描くイラストはどこかエモさや懐かしさを感じさせてくれます。今回はイラストとともにエモい世界観、体験してみましょう。
巷でよく耳する言葉「エモい」

出典: unsplash.com
「あ〜これエモいわ〜!」
こんな感じでエモいという言葉を聞く機会も日常生活であるはず。
今更聞けない「エモい」をおさらい
現在では「懐かしさ」や「切なさ」のニュアンスを含みつつ、「なんともいえない感情」のときに使われています。
また、メディアアーティストの落合陽一氏は、「ロジカルの究極にあるもの」、古文において「とても趣がある」と訳される「いとをかし」と類似するものとも表現しています。
なんだかよくわからない感じが、「エモい」です。意味なんてないのかもしれません。
出典:cancam.jp
エモさはいろいろなところから生まれる
エモさ+懐かしさの融合
■イラストレーターの石井嗣也さん
イラストでエモさと懐かしさを感じさせてくれるのが今回紹介するイラストレーター、『石井嗣也(いしいつぐや)』さんです。
石井さんの描くイラストはエモさや懐かしさはもちろんのこと、たくさんの想像が膨らみそうな絵が特徴だと思います。
石井嗣也さんのイラストの魅力って?
■1:レトロ感たっぷりの女性が登場率高め
描くイラストは女性が多めなのが特徴。
ファッションも一昔前を彷彿とさせる雰囲気なのでレトロ感が好きな方はファッションの参考になるかもしれませんね。
■2:様々な色合いをうま〜く融合
原色と淡いパープルが程よくマッチしているこのイラスト。
夕焼けと水面の対比や飛行機雲も綺麗に表現されています。
エモいイラストの世界、ご堪能あれ。
■雪の消印付きの手紙はラブレターかな
タイトルは「雪の消印のついた手紙」。
白い息が出るくらい寒空の中、物思いにふけっている女性の姿が。
手に持っているラブレターのような手紙の中身が気になります。
■稲妻の先に見えるものは
稲妻がはっきり見えるくらい天気が悪い中、佇む女性の姿が。
何かの意思を持って真っ直ぐ見つめているような気がします。
■おしゃれをしてどこに出かけようかな
鮮やかなミントグリーンの色が素敵なドレスを纏った女性。
これまで紹介したのとは違って背景に色が使われていないことで、イラストの女性の表情やドレスが際立っています。
実際にイラストを見てみたい
■個展を開かれることもあります
画面上だけでなく、実際にイラストを見られる個展。
間近でイラストを見るチャンスです。
個展の告知はインスタグラムでされているのでこまめにチェックしてみてください!
■2018年にはコンセプトストアとコラボ
2018年には東京の渋谷にあるコンセプトストア・INN(イン)にてグッズの展開が行われたのと、併設するカフェ『THE LATTE TOKYO(ザ ラテ トウキョウ)』のカップのシールに登場。
時期が夏だったためかイラストのテイストも夏っぽくなっていますね!
ちなみにTHE LATTE TOKYOでは様々なアーティストとコラボしたカップで提供されます。
コラボ中のイラストはインスタグラムで更新されていますので、気になる方はチェックしてみてはいかが?
感情を揺さぶるエモさ、伝わってきた?
イラストを通してエモさを伝えてくれる石井嗣也さん。
世界観はインスタグラムとサイトから見ることができますよ。