こんな大人になりたいorなりたくない
10年後のわたしは何をしているだろうか?
どんな服を着て、どんな人たちが周りにいて、
どんな仕事をしているのか、
そんなことを聞かれても、正直全くわからない。
それでも、
「この人素敵だな」「こんな大人になりたいな」
そう思える人に出会うこともある。
一方で、
「こんな大人にはなりたくないなぁ」
そんなちょっと残念な人がいるのもまた事実。
今は何気ないことだと思っていても…
ふと、思った。
残念な大人たちはきっと“自分が残念だ”ということに
気がついていないのではないだろうか。
“今の自分が未来の自分を作る”なんてよく聞くけれど、
若いうちに無意識にやっていた些細なことが積み重なって
10年後、20年後に、それが自分にとっての当たり前に
なってしまったのではないだろうか。
その頃にはもう、注意してくれる人はいなくなって、
「こんな大人にはなりたくないな」と思われてしまう
大人になっているのではないだろうか。
ほんの些細な言動を、見直してみよう
今は何気ない些細なこと。
周りの人もわざわざ注意するほどではないな〜と
スルーしてくれていること。
でも、それを数十年気づかずにずーっと続けていたら
私も残念な大人になってしまうかもしれない。
そんなの嫌だ。
素敵な、カッコいい大人になりたいんだ。
まずはほんの些細なこと。
ちょっとした何気ないことから、見つめ直してみよう。
わたしがなりたいのはね…
A子:視野が広くて、まわりが見えている大人
本当に困っている時にさっと声をかけてくれたり。
「あの人はまわりの人のことが良く見えているよね〜」
そんな大人はカッコいいですよね。
そういうことができるのは、
様々なシーンで、ちょっとした意識を持ち続けた結果
自然と身についたものなのではないでしょうか。
→雨の日、長い傘の持ち方に注意!
朝から雨が降っている日、
その日は1日、長い傘を持って歩きますよね。
その時に、
傘の柄の“くるっとなってる取手部分”ではなく、
“柄のまっすぐな部分”を上からわしづかみして
傘を斜めに持っていませんか?
実はこれ、
後ろを歩いている人からすると、けっこう危ないんです。
些細なことですが、
周囲の人間のことを考えられているかが
よくわかるポイントです。
B子:「最近の若者は〜」って言わない大人
「俺たちが若かった時はこうだった」とか。
「最近の若者は〜」とか。
今は21世紀だし、スマホもパソコンもあるし
便利な時代ですけどそれがなにか?
わたしたちが生きているのは今この時代ですけど?
そんな中で、そういう話をしない大人は、
いわゆる“自分の時代”っていうものに
しがみついているわけでもなく。
今のこの時をも、自分の時代として
生きられている気がして、一員でいる気がして
なんだかとってもカッコいい。
→年下と話す時、変にオバサンぶってない?
たとえば新入生が入ってきたタイミング
「1年生は元気だなぁ〜
わたしもうあんなにはしゃぐ体力ないよ〜(笑)」
「わたしたちもうオバサンだからさ〜(笑)」
大学生になってから、JK用語特集のテレビ番組を見た時
「もうわたしたちの時代とは違うね〜(笑)」
「ついていけないわ〜」
1つでも言ったことがある人は
「最近の若者は〜」予備軍です。
年下と話す時は、自分から変にオバサンぶるのではなく
「◯◯ちゃんは何が好きなの?」
C子:素敵な人たちに囲まれている大人
たとえば彼氏、旦那さん。
古い付き合いの友だち。
そばにいてくれる人、自分を大切に思ってくれる人が
いつもいてくれる人は
やっぱりいいなぁって思いますよね。
素敵な人たちに囲まれ、大切にされている人は
自分も、相手を大切にし続けているからこそなのかも。
→小さな「ありがとう」を言えてますか?
別に改まって「いつもありがとう。ほんとに感謝してる」
なんて言わなくても良いんです。
例えば
・何か物を取ってもらった時
・彼氏が自分を待っていてくれた時
・親が洗濯物を畳んで渡してくれた時
日々のちょっとしたタイミングで
「ありがとう」とこまめに言えていますか?
それがその人との間の、“当たり前”や“いつものこと”であったとしても、
付き合いが長ければ長いほど、
小さな感謝を伝え続けられる人って魅力的だと思います。
D子:年を重ねても女性として魅力的な大人
人間だもの、どうしたって年はとってしまうもの。
25歳を過ぎたら〜とか、30歳なんだから〜とか、
世間ではいろいろ言う人もいるんだろうけど。
やっぱり女性として魅力的であり続けたい。
年齢を重ねても、重ねたからこそ
より魅力的になる女性だっているんだから。
→やっぱりスキンケアの努力は裏切らない
人が年齢を感じる一番のポイントは肌なんだそう。
やっぱりスキンケア、肌への努力は裏切らないのかも。
意外と見落としがちなのが、首と指先のケア。
首と顔は1枚の皮膚でつながっていますし、
洋服でもなかなか隠せないポイント。
お顔と同じくらい丁寧なケアを意識して。
→若さ以外の武器を身につけて
例えば
・思慮深い
・得意なことがある
・あなたがいればその場が和むような雰囲気
誰にでも与えられる“若さ”だけに頼らずに、
あなたの武器を今からたくさん身につけて。
中身のある大人っていうのはきっとそういうこと。
→素敵な大人の女性に出会った時は…
そして、素敵な大人の女性に会った時は、
「◯◯さん△歳なんですか〜!全然見えないです〜!!」
ではなく、
「〇〇さんみたいな素敵な大人の女性になりたいです」
「◯◯さんみたいな年齢の重ね方をしたいです」
と伝えるようにしましょう。
年齢を重ねるごとに身についた魅力がたくさんある人は
若い人に負けてませんねと褒められても、
あまり嬉しくないかもしれません。
E子:イライラを人に押し付けない大人
機嫌が悪いとすぐに周囲に当たったり、
イライラオーラをむんむんに出す人っていますよね。
でも、いつでも冷静でいられて、
感情の起伏を前面に出さない人って、
とっても“大人”だと思うんです。
→自分の機嫌は自分でとろう
自分の機嫌は誰かがとってくれるものではなく、
自分でとるものです。
イライラしてしまった時は、
美味しいチョコレートを食べるとか。
友だちとおしゃべりをするとか。
自分で自分の機嫌をとる方法を見つけておきましょう。
どうしてもすぐに切り替えが出来ない時は
「ごめんね。
今わたしどうしてもイライラしちゃってるから。
その話が急ぎのことじゃなければ、
ランチの後でもいいかな?」
と相手に伝えてしまうのも1つの手です。
きっと、ちょっとの意識の積み重ねなんです
素敵な大人への道は、きっと、
ちょっとした意識の積み重ねなんです。
それを何年、何十年も続けていった先に、
「こんな大人になりたいな」と
今度はあなたが憧れられる番がやってくるのかも。