赤く汚れたシーツを手洗いしてる瞬間が一番虚しい。NO MORE 就寝中の生理漏れ

目覚めは最悪。
鈍いけど確実な痛みがお腹を直撃する。
月に一回やってくるけどいまだに慣れない。
多分これからも慣れる日は来ない。

（それでも私は起きないといけないんだ）と起き上がろうとしたその時。…じわ、どろっ。
なんとなく嫌な予感がした。

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嫌な予感というのは当たるのだ。
下着やパジャマはもちろん、ベッドのシーツまで赤く染まっていた。

──またやってしまったのか。

チクリと鼻を刺す、鉄のようなニオイ。
経血はなかなか落ちない。
洗濯機に入れる前に手洗いをしないと。

自分で汚した布を洗っているその瞬間、私はとても虚しくなって泣き喚きたくなる。

気をつけてはいるのに、なぜ就寝中に服やベッドのシーツを汚してしまうのでしょうか。

理由の一つは、寝ている間はどうしても無意識に寝返りを打ってしまうことです。皮膚とナプキンの間に隙間ができてそこから経血が漏れ出してしまうのです。

また経血の量が多くてナプキンが吸収しきれていない、という可能性もあります。

だからといって、寝返りを打たないように意識しながら寝るのはつらいですよね。

ずっと仰向けで寝ていたとしても、経血の量が多くてお尻を伝って腰付近まで汚れてしまった経験をしたことがある人もいるのでは？

「じゃあもうどうすればいいの」とストレスですよね。

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生理の経血漏れの対策をレベルごとにご紹介。
「汚れるかは分からないけれど、今回いつもより量が多いからちょっと不安だな〜」という方へ。

日中用のものより長い、夜用の生理ナプキンを使ってみてください。夜用のナプキンにも様々な種類がありますが、特に長いものだと40cm台のナプキンがあります。

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または防水シーツを腰付近に敷いて寝るのも手です。

万が一、経血が漏れてしまった時に服は汚れてしまいますが、ベッドのシーツが汚れるのは防ぐことができます。ベッドのシーツを洗う方が大掛かりで大変なので、それを防げるのは助かりますね。

子供の頃、おねしょ対策で防水シーツが使われていたかもしれません。家に残っているかも？
お母さんに聞いてみてください。

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「生理が始まったばかりで経血の量が多いし、絶対寝ている間にベッドを汚してしまう自信がある」という方へ。

タンポンと夜用ナプキンをW使いしてみるのはいかがでしょうか？二重で漏れをガードしてくれていると考えると、幾分か安心できますよね。

タンポンを使ったことがなくてちょっと怖い…という方もいるかと思います。

そんな時はショーツ型のナプキンをつけてみてください。360度全方位から伝い漏れをブロックしてくれるので安心感がありますよ。

他の方法としては、サニタリーオーバースパッツを重ねるということが挙げられます。

サニタリーオーバースパッツは、下着が見えることを防ぐために下着の上にはく紺色のパンツ（通称：紺パン）のような形をしていて、お尻部分に防水布があてられているタイプのものを指します。
量が多い日の昼でも使用しやすいです。

寝る時以外にも、生理漏れをしてしまう危険性がある瞬間はたくさん潜んでいます。

例えば飛行機や新幹線など、ずっと座っていなければならない長旅の移動中。外出先で人目につくところに血がついてしまったら…考えただけで怖いですよね。

あらかじめ対策をしておくのがベター。

あるいは映画やミュージカルなど、数時間上映や作品に集中したい時などにもオススメ。

せっかくの楽しい時間なのにもかかわらず「生理の血が漏れたらどうしよう…」という不安に邪魔されて集中できないのはとてももったいないです。

またトイレに行こうと席を立って、周りの人に迷惑をかけてしまうのも避けたいですよね。

月に一回やってくる生理。
女の子とは切っても切り離せない関係。

上手に付き合っていこう。