ごめんこんなこと言うつもりじゃ

彼はいつだって優しくて穏やかだ。
私のことを甘やかしてくれる。
なのに私はいつも、私の事情で彼に八つ当たりをしてしまう。ちょっとした不機嫌を吹っかけてしまうのだ。何も悪くない彼に「ごめんね」と言わせてしまう。

──なんで謝るの。
それでも依然と消えないイライラ、理不尽な私に謝る彼への困惑、そして彼を傷つけたことの自己嫌悪。
全てが混ざり合って、むせ返りそうだ。
もう自分でも自分が分からなくなる。
なぜこんなにイライラしてしまうの
プライベートに余裕がない

「短気は損気」という言葉があるように、短気でいることのメリットはなかなかありません。分かっているのになぜイライラしてしまうのでしょうか。
考えられる理由として「プライベートに余裕がない」ことが挙げられます。それはスケジュール面なのか金銭面なのか人それぞれですが、私生活に余裕を持てないことで他人にあたってしまうことも。
彼に対して期待をしすぎている

また「彼に対して無理難題な期待をしすぎている」ことも挙げられます。
例えばデートで、彼も初めて行く場所なのに(彼は即座に地図を読んでかっこよくリードしてくれるはず)と高い期待を抱いたとします。
すると順調に行かない時は(なんで早く地図を読んでくれないの)という考えになってしまいます。
あまりに期待をしすぎている可能性はありませんか?
自分に自信がない

そして「自分に自信がない」ことも挙げられます。
自分に自信がないことから、無意識的に彼からの愛情を確かめようとしてしまう人も。
また、イライラを他人にぶつけることで、自分に自信がないことを隠そうとする心理もあるとか。
まずは自分に自信がないことを認めるところから、かもしれませんね。
彼に嫌われない自信がある

あるいは正反対に、こんなひどいことをしても「彼に嫌われないという自信が無意識にある」のかもしれません。
もし例えば、あなたが彼に片思いをしていて、これから様々なアプローチをする段階でイライラをぶつけるなんてことはしないのではないでしょうか。
‘何をしても彼は私のことを好きでいてくれる’という間違った安心感があるのかもしれません。
「短気」を表に出さないためには
とりあえず一旦静かにする
‘短気’もそういう性格ならば、ある程度は仕方がないことかもしれません。しかしできるだけ短気を表に出さず、彼を傷つけないようにしたいですよね。
まずは落ち着くまで、口を開かず静かにするのはいかがでしょうか。イラッとした瞬間は冷静な判断ができず、言葉も過激になってしまう危険性が。
気持ちが落ち着くまで深呼吸をしてみて。
その状況を俯瞰する

そしてイラッとした瞬間からある程度時間が経って落ち着いてきたら、‘なぜさっきはイラッときたのか’を客観的に考えてみてください。
落ち着いて考えると、案外拍子抜けするような些細な事柄だったりすることも多いかもしれません。
「あ〜こんな小さなことで彼にあたらずに済んでよかった、危ない危ない」と思えるかも。
生理前~期間中にデートを入れない
不安定になりがちな生理前~期間中はデートの予定を入れない方がベターかもしれません。
イライラしてしまう自分を責めないでください。
生理前~期間中はどうしてもメンタル面が不安定になってしまうのは悪いことではないのです。
ただ怒りをぶつけてしまうと、彼も自分自身も良い気持ちにはならないので会わない方がいいかも。
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みずみずしいバラの香りの香水です。バラの香りには気持ちを落ち着かせる効果があるのだとか。不安定になりがちな時は、ぜひバラの香りを纏ってみて。
弱みをさらけ出そうと心がける

長い目で見て根本的に短気を直そうとするならば、彼に攻撃的に「あたる」のではなく、彼に弱みを「さらけだして甘える」ように意識してみましょう。
なぜあたってしまったのか、つまり‘何がつらかったのか’を伝え方を変えて言葉で伝えてみましょう。
それでも彼にあたってしまった時は
非を認めてきちんと謝る

気を付けていても、時には理不尽なイライラをぶつけてしまう時もあるかもしれません。
そんな時は気持ちが落ち着き次第、すぐに彼にきちんと謝りましょう。
「謝らなくたって伝わっているだろう」と彼の優しさに甘えていると、いつか彼もプツンと我慢の限界がきてしまうかもしれません。甘えすぎないように。
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自分を責めすぎない
「彼に八つ当たりしてしまった日は、夜に一人で自己嫌悪の沼に浸かってしまうまでがセット…」という方も、自分を責めすぎないようにしてください。
ますます自分のことを好きになれなくなってしまいます。‘短気’は性格なので、すぐに変えるのは難しいかもしれません。少しずつ直していけば良いのです。
私もあなたを大切にしたい

あなたは私のことを大切にしてくれる。
私だってあなたのことを大切にできるように。