「ダラダラ過ごすのはなんか嫌」

別にどこに行きたいわけでもないし、何かをしたいわけでもないんだけど、ただなぁなぁに時間が過ぎてゆくのだけは嫌なのです。
そんな日って意外とありませんか?

そんな日はとりあえず“各駅停車”に乗り込んでみませんか?
いつもは目的地が決まっているから、早く着ける急行に乗り込むけれど今日は時間も気にしなくていいからさ。
ゆったり行ってみようよ。
楽しみ①景色観賞

いつもはあまり意識的に眺めない窓の外に広がる景色も眺めてみると面白いものです。
面白い看板を見つけたり、こんなところにビルができたのかと新しい発見をしてみたり、それぞれの町の人を見かけたり。
なかなか電車の中でないと見れない景色が見れるのです。

景色を見るためにあえてドア側に立ってみたり、いつもは座らないような場所に座ってみたりするのもいいかもしれませんね。
いつも乗り慣れている電車がきっと違うものに思えてきますよ。
楽しみ②音を楽しむ

普段はきっとイヤフォンをして音楽を聴いて電車の時間を過ごす人も多いけれど、たまにはイヤフォンをせずに音に耳を傾けてみませんか?

ガタンゴトンという電車の音や各駅でなる発車メロディーもきちんと聴くととても心地がいいものです。
いろんな駅で発車メロディーは異なるから、聴き比べてみるのもいいですよね。
楽しみ③知らなかった土地に寄れる

普段なら急行に乗ってスッと過ぎてしまうから降りたことがなかった駅に降りてみる。
のんびり旅だから自分の心が動いたところで途中下車だって全然オッケーです。
少しお散歩してみたら素敵な場所に巡り合えることだってあるかもしれません。

テクテク歩くだけでも運動にはちょうどいいから、ふらっと歩いて散策してみましょう。
自分の家からはそこまで離れていないような場所でも新しい発見できそうですよね♡
楽しみ④電車に因んだ本を読む

もちろん家でゆったり本を読むのもいいけれど、その本に合わせた場所で読むのもなんだかリアルでいいのではないでしょうか?
自分がその本の中に入ったかのような錯覚を起こすような世界観で読めるのがいいですよね。

いつもだって本を読むことはできるかもしれないけれど、満員電車に揉まれて帰る人だって少なくはないはずです。
その状況で読むよりは、落ち着いていてできるだけ静かな各駅停車に揺られて読むほうが風情があっていいですよね。
阪急電車 (幻冬舎文庫)
¥576
有川 浩 著
映画化もされたこの作品はご存知の方も多いのではないでしょうか?
何気ない日々にもきっとドラマがあって、私が電車に乗るときもこんなことがあるのかなとワクワクしてしまうような作品です。
キシャツー (河出文庫)
¥691
小路幸也 著
北海道の学生たちが繰り広げる青春物語です。
誰もが自分の学生時代のほっこりした思い出が蘇ってくるような作品です。
将来に対してまっすぐに悩んでいたあの頃を思い出せる素敵な作品です。
:こんなコーデで旅してみない?:
:いい一日だった:

初めてしてみたプチお出かけだったけれどなんだか初めての経験がたくさんでとっても満足できました。
たまにはダラダラ過ごすだけじゃなくて、いろんな体験をして「あぁ。いい一日だったな」って言える、そんな日をつくってみるのもいいのではないでしょうか?