「はぁ…」とため息
「はぁ…」
朝から明らかに様子のおかしい友達。
カラ元気というか、いつものような元気がない。
心配、だけど何て声をかければいいんだろう?
そっとしておくのがいいのか、「どうしたの?」って声をかけるべきか。
こういう時、私はいつも迷ってしまう。
この記事では、落ち込んでる友達に対しての接し方について紹介します。
1:待ってみよう
友達が落ち込んでいる時、「どうしたの?」と声をかけてあげたい気持ちもわかりますが、まずはそっとしておくのがベスト。
自分から話をしてくるまでは待ってみましょう。
また、友達に何かあって落ち込んでたら、その「何か」を突っ込むのはNG!
ただでさえナーバスになり、「今は触れてほしくない」と思っているはずです。
見守りましょう。
2:相談されたら
相談されたら、友達の話を聞きましょう。
その際、注意しておきたいポイントを挙げます。
① 「でも」「いや」など否定的な言葉を使わない
相手の話を聞いて「自分と違う意見だな」と思っても、遮るように「でも」や「いや」という言葉を使うのはNGです。
話を遮られた挙句、否定された感じになるので相手のショックはさらに大きくなります。
「自分と違う意見」だから意見を述べてあげる、ではなく、「そういう考え方もあるな」と捉えてみてください。
人の気持ちはどう頑張ってもわからないものです。
相手と同じ状況に自分がなったら…?と常に考えて話を聞くようにしましょう。
② 相手の話の途中で「私も〜」と自分の話をしない
相手の話を聞いてるとき、「私も似たような経験があったな」と思うときってありませんか?
似たような経験があったからこそ、自分がどんなふうに乗り越えたかを話し、私ができたんだから大丈夫だよ!と言ってあげたくなるのが普通です。
しかし、相手は「似たような経験に基づいたアドバイス」をまだ必要としていないかも。
自分の経験を話すのは、相手から聞かれたら。
話の途中で、これを話してしまうと『私の話をしてたのに、なんでそっちが喋ってるの?』と思われてしまいます。
③ 携帯をいじらない
人の話を聞いてる時に携帯をいじるのは常識的にもNGです。
話をしてるのに、携帯をいじられてしまったら嫌な気持ちになりますよね。『あ、聞いてくれていないんだな…』と思われるので避けましょう。
また、テーブルの上に携帯を出している場合、画面は必ず下に向けましょう。
通知で画面が明るくなると、話してる側も聞いてる側も気になってしまうもの。
下に向けるかカバンやポケットにしまうのが望ましいですね。
ポイントは、聞くに徹する!
ポイントは、「聞き役に徹すること」。
相手の言葉をよく聞いて、意見を求められたときだけ答えるようにしましょう。
そこで適度な相槌を打つのは鉄則です。
3:かけたい言葉
『相談したいことがあるんだけど…』
「大丈夫?」
相談を持ち掛けられた時は、「大丈夫?」とひと言声をかけてましょう。
このひと言だけでもあなたのことを気に掛けていたというのが充分伝わるはずです。
相手がひと通り話し終わったら
「つらかったね…」
相手がひと通り話し終わったら、「つらかったね…/大変だったね…」と言葉をかけましょう。
相談事をされた時は、相手の辛さや大変さを受け止め、気持ちを受け止めることが一番大切なことです。
別れ際
「またいつでも聞くよ」
相談後、相手との別れ際には「またいつでも聞くよ」と言葉を添えて。
聞いてくれる相手がいるだけで、気持ちは救われるもの。
この言葉があるだけで、信頼関係も築けます。
心が少しでも晴れますように
相談にのった翌日、いつもの元気な笑顔で「おはよう!」と言う友達。
大切な友達の力になれるなら、嬉しいなぁ。
落ち込んだ心が少しでも晴れますように。