使いこなして美肌を制す
精製水がお肌や髪のケアに使えるって聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
でも、普通の水と何が違うんだろう?
今回は、そんな精製水を使った化粧水の作り方をご紹介します。
精製水って?
精製水とは、不純物を取り除いた精製度の高い水のことです。
医療用具の洗浄やコンタクトレンズの洗浄、保存剤の調整など、精製水は幅広い用途で使われています。
また身近なところでは、化粧水の成分で表示されている“水”とは、この精製水のことを指しています。
化粧水代わりに使える

精製水自体は、保湿成分は含まれていないので、それだけの使用ではお肌は乾燥してしまいますが、いくつかの材料を加えるだけで簡単に化粧水代わりになるんです。
化粧水を手作りするメリットとして、コストを安く済ませられること以外にも、防腐剤など添加物の心配なく使用できることも挙げられます。
手作り化粧水レシピ
手作り化粧水は基本的には、以下で紹介する材料を容器に入れて混ぜるだけで完成できます。
最初に紹介するノーマルタイプは、精製水を使った最も基本的な化粧水の作り方で、他のものは、それにアレンジを加えたレシピです。
他にも、自分の肌悩みに合わせて色々なアレンジ方法があるので、気になる方は調べてみてもいいかもしれません。
ノーマルタイプ
<作り方>
1, 容器にグリセリン 小さじ1〜2杯入れる。
2, 精製水を加えて全量を100mlにする。
3, よく振り混ぜる。
第3類医薬品 精製水 ワンタッチ式キャップ 500mL
¥96
500ml100円程度で手に入る精製水はとってもコスパが良いですよね。手作りの化粧水を試すなら、早速ゲットしてみる?
グリセリン 500ml 指定医薬部外品
¥549
グリセリンはアルコールの一種で、保水性・吸水性に優れています。精製水に、保水・吸水性に優れたグリセリンを加えることで、化粧水として効果を発揮してくれます。
しっとりタイプ
尿素を加えることでノーマルタイプのものより、よりしっとり度が増した仕上がりに。
<作り方>
1, 精製水100mlに、尿素10gを入れてよく振り混ぜる。
2, 尿素が溶けて透明になったら、グリセリン6mlを入れる。
3, 更によく振り混ぜる。
尿素(粒状) 100g
¥367
尿素には保湿効果が期待できるので、グリセリンだけのものよりも、しっとり感を感じられる仕上がりになりそうです。また、タンパク質を分解する働きがあるので、角質を柔らかくしてくれます。
▷注意点
容器はしっかり殺菌する

精製水は菌が繁殖しやすいので、化粧水を入れる容器が汚れていると汚染の原因に。
使用する前に容器をしっかりと洗浄して、アルコール消毒をするとより◎
また、煮沸消毒したあと日の当たる場所ところでしっかり乾かしてから使用する方法もオススメです。
トラベルボトル スプレーボトル 3本セット
¥699
3本あれば洗浄・乾燥させている間も新しいボトル綺麗なボトルを使用することができますよね。また、トラベル用にも活用できるミニサイズなので、持ち歩いて吹きかけることもできるのでオススメです。
早めに使いきる

精製水は雑菌が繁殖しやすいうえ防腐剤などの添加物が入っていないので、手作り化粧水の使用期限は短く、1週間程度で使い切るのが◎
こまめに作るのが面倒に感じてしまうかもしれませんが、材料を入れて振り混ぜるだけで毎回新鮮な化粧水を使えるのは美肌に繋がりそうです。
また、バシャバシャ使うことでお肌により水分を補給できそうです。
▷エタノールで殺菌効果
エタノールには殺菌・抗菌作用があるので、細菌の繁殖が抑えられ、入れてないものより長い期間の保存が可能になります。
また、エタノールを加えることでさっぱりとした使い心地になるので、皮脂が気になる方にオススメです。
ただし、乾燥肌の方や敏感肌の方はあまりオススメできません。
無水エタノール 500ml
¥920
添加物が加えられていないので、手作り化粧水の使用期限はとても短くなってしまいますが、エタノールを加えることで、殺菌効果が期待でき通常よりも長く使用することができます。
手作り化粧水で美肌を目指す♡

使いこなして、美肌を制します♡