:昔はケンカが日常だったのです:

小さいころはお互いの感情がぶつかってよくケンカをしたよね。
上の子は「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
下の子は「お姉ちゃんにならないとダメ」
そんな言葉で怒られた経験がある人も多いのではないでしょうか?
年が近いほど、ケンカって絶えないですよね。

しかし年齢を重ねることで、少しずつ私たちも大きくなって関係性も変わってくるものです。
そんな大人になった兄弟のお話を今回はご紹介したいと思います。
~一番の理解者になった~

親には言えないし彼氏にだって言いにくいような悩みを一番理解してくれるのって意外と兄弟だったりするんですよね。
同世代で同じ親から育ってるから、価値観だって似ています。
だからこそ何気ないけど誰かに話したい話を誰よりもしっかり理解してくれるものです。

特に同性だともっとくだらないことや女性ならではの悩みだって話しやすいかもしれませんね。
そこは姉妹ならではの特権かもしれませんね。
~身近な目標がある~

年が近くて、離れる事のない関係だからこそ互いが互いの目標になりますよね。
小さいころはお互いに比べられることがケンカの原因になったりしたけれど年を重ねると自然と気にならずむしろ意識が出来る存在がいることが嬉しく感じるものだったりします。

友達でなく家族だからこそ、お互いの成功は喜べるし祝福できます。
また、その成功を見習って自分も頑張ろうという風に思えます。
昔は「お姉ちゃんを超えられない」なんて思っていた自分も「お姉ちゃんみたいになりたい」と思うようになるのかもしれないですよね。
~誰かと共有する大切さを知ってる~

小さいころから、兄弟と共有することに慣れているから、ちゃんと誰かと分け合うことの大切さを知っています。
これは自分の物ってなるのもすごくうれしいことだけど、分け合えば食べ物なら2倍楽しめるし「おいしいね」って会話が生まれます。
同じものを食べたりして、幸せを分かち合うそれってすごく大事なことだと思うんです。

もちろん分け合うことは誰とだってできます。
でも、兄弟がいると自然とそれが習慣づくので抵抗がなくなります。
誰か、たいせつな存在が自分にできた時その喜びを知っているってかなり素敵なことですよね。
~許すことを知る~

小さいころのケンカちゃんと毎回仲直りしてましたよね?
親とだってケンカはするけれどやっぱりどうしてもお互いの立場が違うから“怒られる”雰囲気にはなってしまいます。
だけど、兄弟ならケンカの立場は対等です。
その上でちゃんと相手に謝って仲直りをする方法をを学んだり、時には自分が上だから我慢をするという理不尽さを学んだりをしていきます。

だからこそ、大人になった今では多少のことじゃ怒らなくなって居たりするものです。
ケンカになる前に相手をの意見を聞いて理解をし許す、そして自分のことも理解をしてももらって分かり合えなくても、理解をしようとする努力を出来るようになれたりするのも兄弟げんかのお陰ですよね。
~年上・年下への対応能力~

学校や社会に出ると自然と自分とは年齢が違う人とのかかわりも多くなっていきます。
そんな時に感じるのは、対応能力です。
一般的に、自分がお姉ちゃんの子は後輩たちへの対応が素敵で後輩モテをします。
逆に妹の子は甘えるが上手で先輩モテをします。
特にお兄ちゃんがいる女の子は男性の扱いが上手な傾向があると思います。

いつも近くにいる兄弟とかかわってきたからこそどんな風に相手に接したら喜んでもらえるのか自然と身につくんですね。
逆にそうやって兄弟と同年代の他人と触れ合うことで、改めて兄弟への接し方に気づき直せることだってあります。
こういうことを重ねて仲良くなっていくのですね。
~服の貸し借りは日常茶飯事~

小さいころは嫌だった貸し借りや、おさがりも今ではむしろうれしいです。
同性なら着られる服が2倍になるし、異性の兄弟であっても共有出来るものもありますよね。

靴やカバンなども貸し借りできるの良いですよね。
ちょっぴり今日はボーイッシュに行きたいときに兄や弟のを借りてみたり、逆にいつもと違うコーデを楽しみたいときにお姉ちゃんや妹のを借りるのもいいですよね。
そんな風に楽しめるようになったのも私たちが大人になったからですよね。
:あなたがいてくれてよかった:

これから先どんなことがあっても切れない絆がある存在。
親以上にこれから先も長い付き合いになる存在だからこそあなたが私の兄弟でよかったなって思うのです。
これから先もよろしくね。