実家暮らしの何が悪いんだ

社会人1年目、仕事が忙しくてなかなか素敵な人に巡り会えない。
疲れを癒やしてくれるイケメンな彼を探しに合コンへ繰り出した私でしたが。
♂「◯◯ちゃんはどこに住んでるの?」
♀「都内の田舎の方に住んでますよ〜」
♂「一人暮らし?」
♀「あ、いえ、実家です」
♂「そうなんだ〜なんか、そんな感じする」
「実家の女」だからって

確かに私は、親の元を離れたことがない「実家の女」だけど、何一つ家事ができないわけじゃないのよ?
洗濯物を干したり(洗濯機は回せないけど)、
お皿を拭いたり(洗うのは滅多にしない)、
アイロンをかけたり(中学生の時ハンカチを一度)。
ほら、全然できるじゃない、ね???
今日から始める家事リスト

…私は正直なところ、誇れるほど家事ができるわけじゃなかった。
お金が貯まったら私もいつか一人暮らしして、そしていつかは素敵な旦那さんができて。
そうしたら、自立していかなきゃいけないんだもんね。
いつもはお母さんに任せきりの家事だけど、少しずつできるところから練習していこうかな。
1)自分が着たものは自分で洗濯

まずは基本中の基本、洗濯から。
「これ干しておいて〜!」
「雨が降りそうだから取り込んでおいて〜!」
実家にいると、そんな風にお母さんに言われてやりますよね。
なので洗濯機を回すところからやっている人は意外と少ないのでは?
ニットに毛玉がつかないように洗濯用ネットに入れたり、白い服と黒い服を一緒に洗わないように注意したり。
意外と様々なことに気を使いながらやらなくてはいけないんです。
あるある失敗シーン

洗濯に慣れていない人がよくやってしまう「あるある」な失敗として、多いのが“ティッシュと一緒に洗ってしまう”こと。
一緒に回したほとんどの洗濯物にティッシュのくずがついてしまい、ガムテープで根気強く取る羽目に…。
他にも、ボールペンや飴などポケットに何も入っていないか確認してから、洗濯機に入れるようにしましょう。
2)見えないところまでしっかり掃除
自分の部屋の掃除は自分でしている、という方も多いかもしれませんね。
ですが、リビングや洗面所なども含めた家全体に掃除機をかけるのは意外と重労働なんです。
さらに、目に見えていないホコリやチリまでしっかりと掃除しておかないと、菌が繁殖してアレルギーなどの原因に。
トイレの神様になろう

トイレ掃除は、なんとなく気が重たくて積極的にはやろうとしない部分ですよね。
ですが「トイレの神様」という歌もあるくらい、トイレ掃除が上手にできる人は美人になれるという言い伝えが。
騙されたと思って、一週間に一度は必ず掃除するようにしましょう。
きっとそのうち習慣づいて、苦ではなくなりますよ。
コスメの整理整頓はしっかり
女の子は特に、コスメを置いている場所が乱れがち…。
こちらは、100円ショップでゲットした小物入れを使って綺麗に整理しています。
時が経って使わなくなったコスメもあるので、定期的に見直して断捨離をするように心がけましょう。
3)自分が食べたいものを作る

料理初心者の女の子が、いきなり絶品のおかずを食卓に並べられるわけはありませんよね。
まずはレシピを読み込んだり、お母さんに教えてもらったりしながら徐々に料理に慣れていきましょう。
自分が食べたいものを積極的に作るようにすれば、自然と料理も楽しくなるはず。
バランスの良い食事を意識するのはその後です。
料理本はやっぱり使える
料理のきほん練習帳
¥1,296
小田真規子(高橋書店)
100の定番レシピが見開きページになっていて、見やすいのが特徴。
筆者も料理初心者のときに使ってみて、とても活用できた一冊です。
食べようびMOOK ゆる自炊BOOK
¥1,300
(オレンジページ)
料理のプロセスが写真でわかるので、レシピを読まずに見ながら作れちゃう。
コスパ素材を使って炒める・煮る・焼く、それだけで美味しい食卓の出来上がりです。
4)食器の後片付け

料理を頑張った後は、疲れて動きたくなくなる…。
ですがここでもうひと頑張り。
使った食器類をそのままにしておくと、菌が繁殖し異臭を放ったり、ヌルヌルになってしまいます。
食事が終わったら、食器を持ってキッチンに行きそのまま洗うという習慣をつけると良いですね。
しっかり乾かすのも大切

食器を洗うのはもちろんですが、しっかりと乾かすのも大切。
食器乾燥機がある家庭は心配ありませんが、自然乾燥にしている場合は水滴がきちんとなくなったのを確認してからそれぞれの定位置に戻すようにしましょう。
そうしないと、調理器具を入れている場所にカビが繁殖してしまう可能性がありますよ。
番外編「実家の女」の良さ
お金が貯まる

なんといっても実家のメリットはお金が貯まるところですよね。
もちろん、社会人として家庭にお金を入れている方もいると思いますが、一人暮らしで家賃や光熱費を払うよりは安価なはず。
実家から通える場所に通勤・通学している方は、わざわざ家を出る必要もないかもしれませんね。
家族思いのイメージ

「実家の女」には家族思いのイメージもあるはず。
家族とこまめにコミュニケーションを取っていることで、外から見た男性はあなたに家庭的な女性という印象を持つかも。
飼っているペットに何かあったときにすぐ駆けつけられる安心感も良いところですね。
家事をはじめるなら、今かも?
今日から少しずつ家事をはじめれば、自分の身の回りのことをしっかりできる家庭的な女性に近づけるかも。
「実家の女」だからって、何もできないなんて言わせないからね。