私、ずっと、つけられてるよね?

最寄り駅で降りてから、ずっと気になってはいたけれど。赤の他人を根拠もなしに、疑うのは良くない。
そう、きっと私が自意識過剰なだけ。
けれどそろそろ、もう「私の勘違いだ」と見過ごすことができなくなってきた。
──ずっと後ろについてきてる人がいる。
どうしよう、怖い。
もうここまで歩いてきたから走る?
でも一目散に走って逃げたって、私の足の速さじゃ追いかけられたらすぐに捕まってしまう。
じゃあ一旦立ち止まって抜かされるのを待つ?
そんな相手と接近するなんて、怖くてできない。
実際に「つけられている」と感じたら
最寄りのコンビニに駆け込む
まず一番意識すべきことは「安全な場所に移動する」です。光を頼りに、最寄りのコンビニなど助けを求めることができる場所まで避難しましょう。
コンビニで商品を物色しているフリをしながら、後ろについてきていた人の動きをマークしましょう。
その場で110番するのも手です。
タクシーなどを呼ぶのも手

駅から家までが遠い人は、再び一人で夜道を歩くのは怖いですよね。そんな時は“タクシー”を呼ぶのも手です。
車という交通手段を使えば、さすがに歩きではついてこられないはず。
タクシーがくるまで一人で待つことになるかと思います。タクシーを呼ぶ際は、人通りの多い道など相手がアクションを起こしにくいような場所で呼ぶように注意してください。
一目散に家に帰るのは厳禁!

ここで注意したいのは、怖いからといって一目散に家まで駆け込むのは避けたいということです。
もし相手に家の前までついてこられてしまったら、家の場所がバレてしまうことになります。
そうなると今度は家の前であなたを待ち伏せする可能性も否めません。相手を撒いてから家に帰るのが◎。
マークされてしまう特徴、状況
歩くのが遅い

では、どういう特徴の女性が狙われやすいのかをご紹介します。
まず「歩くのが遅い人」が挙げられます。
人通りが少なくなる夜という時間帯に、一人でトボトボ歩いている姿は“警戒心がない”と思われても仕方ないかもしれません。
話しかけられた時に立ち止まりやすい傾向にもあるので、狙われやすいのかもしれません。
→サクサク早歩きで帰ろう

駅を出てから家に着くまでは、サクサクと早歩きをして帰りましょう。それだけで警戒心があるということをアピールすることができるかも。
また、知らない人に声をかけられても立ち止まったりせず、あまり良い反応はしない方がいいかもしれません。
歩きスマホに夢中 or 前だけを向いている
歩きながらスマホを見る通称“歩きスマホ”や、スマホを見ていなくても前だけを向きながら歩くのは少々危険かもしれません。
完全に後ろはノーマークだということだからです。
そういった女性には尾行がバレにくく、後ろからついていきやすいですよね。
また、イヤホンで音楽を聴きながら歩くのも同じく危険かもしれません。
→周りをキョロキョロ見る

時折、後ろを振り返って誰がいるかを確認したり、左右などを適宜チェックするのが◎。
「家につくまで360°警戒しています」というアピールをするのが大事かも。音で危険を察知できる場合もあるので、歩きながらイヤホンで音楽を聴くのも厳禁です。
歩きにくそうな靴を履いている
ヒールの高い靴や、脱げやすそうな靴などを履いた女性は狙われやすいかもしれません。
「走って逃げることはほぼ不可能」と相手に思わせてしまうかも。マークされやすいです。
また、歩きにくい靴では歩くのが遅くなってしまいがちな傾向にあるのも理由です。
→深夜の帰宅予定時はスニーカーを
平日も休日も、毎日歩きやすい靴を履くというわけにもいきませんよね。ヒールを履きたい日だってあるはず。
なのでせめて、夜遅く帰ることが予想される日だけでもスニーカーなど歩きやすい靴を履くことをオススメします。最寄りのコンビニなど、安全な場所に走って駆け込むことができるように。
防犯グッズを持ち歩くのも◎
帰宅時に周囲を警戒しておくのに加え、防犯グッズを身につけるのも手です。
カバンから見えやすいところに取り付けることで、防犯意識の高さをアピールすることができ、怪しい人を寄せ付けない効果も期待できるかも。
持ち運びやすい、可愛いデザインの防犯ブザーをご紹介します。
こんなアイテムがオススメ
防犯ブザー
¥950
ピンクとブルーがセットの防犯ブザー。メタリックな色が可愛らしいですよね。LEDライトが搭載されているため、夜道を照らしながら歩くという普段使いもできます。
防犯ブザー ハートの鍵
¥918
ハートの鍵の形をした防犯ブザー。可愛らしいデザインのためキーホルダー感覚でつけることもできそうですね。せっかく防犯グッズを手に入れても、持ち歩かなければ意味がありません。
この世の中、自衛も欠かせない

悲しいけれど、100%「善」な世の中ではないから。
困った時に手を差し伸べてくれる人もきっといるかもしれないけれど、自分の身はできるだけ自分で守るという自衛も欠かせないのです。