結婚式にしか気づけない気持ち。母のつぶやきから学ぶ“give and give”の魅力とは

結婚式当日の朝。
今日しか、今しか、気づけない気持ちがあります。
気づかせてくれたのは母。

結婚式を挙げる意味を見出せず挙げなくてもいいかな？なんて考えていたわたし。しかし、母のつぶやきに“結婚式は誰のためにやるの？”という答えを見つけることができました。

こんな些細なつぶやきから、母のお父さんとわたしへの愛情を感じました。
母はいつも自分よりも私たち家族を優先します。
わたしもそんな母のような妻、母、女性になりたいなと思いました。

その行動は誰のためですか？

例えば、クリスマス。
プレゼントは彼のためですが、彼にプレゼントを渡せば当然自分もプレゼントをもらえると思っていませんか？

見返りを求めていては恋愛はうまくいきません。
恋愛においては“give and take”よりも“give and give”が大切なのです。

恋愛テクニックで連絡をするときは文の最後に“？”をつけろ。なんて言う。
でも、“give and give”ができる女性は“？”を執拗につけません。それは、彼からの返事を求めていないから。自分の気持ちを伝えることに重きをおいているから。

“お仕事おつかれさま
頑張りすぎは禁物ですよ！”

なんて連絡のほうが癒やされませんか？

ねえ、なんで「好き」って言ってくれないの？
なんて思うことなかれ。
好かれているから付き合っているのなら話は別ですが、自分が好きで付き合っているんでしょう？

だから、「好き」と言われる以上に「好き」と伝えて。

「ありがとう」の代わりに「好き」と言う。
そのくらいたくさん気持ちを伝えて。

母がわたしの結婚式で　“お父さんとバージンロードを歩く姿を見れるなんて幸せです”と言ったように、常に自分よりも相手のことを考えてしまう。
これが“give and give”の最終到着地点なのでは？

だから、洋服を買うときだってわたし彼のことを考えちゃうんです。
この服を着ていったらどう思うかな？って。

結婚式当日。
母の些細な一言で気づいた“give and give”の魅力。