こころに残る作品
こころに残る作品。
映画、ドラマ、アニメ、小説etc...。
なんで私のこころに残るんだろう?
もしかしたら、それはそれを観たタイミングかもしれないし、自分の“すき”と共感したからかもしれない。
時々それらの作品を思い返してしまうんです。
それは、今目の前で起こっている出来事に対して重ねているのかもしれないし、自分の中で大切にしていることと何かが共通しているから...?
思い返すたび、その作品を観た時の感覚が蘇ってくるのです。
お家日の味方〝Netflix〟
今回は、筆者がNetflix(ネットフリックス)においてとてもこころに残った作品を5つご紹介します。
5つの作品に共通しているのは、どれも人間臭さや人間らしい感性が突き動かされるもの。
Netflixを契約していない方向けにも、DVDなどアイテムをご紹介しているので、気になったらぜひ観てみて。
(実写)
宇宙を駆けるよだか(ドラマ)
最初にご紹介するのが、原作の漫画も話題となっていた『宇宙を駆けるよだか』です。
全部で6話で構成されています。
女の子なら誰でも願う“かわいくなりたい”気持ち。
“容姿”という観点から、泥臭くリアルに向き合うことについて描かれています。
主人公たちのセリフや背景に、自分のことのように感情移入してしまいます。
火賀俊平、水本公史郎、小日向あゆみは幼馴染。
出典 yodaka-switched.com
ずっと想いを寄せていた公史郎と恋人同士になったあゆみだったが、
初デートの日、醜い容姿を持つクラスメートの海根然子と体が入れ替わってしまう。
誰もそのことを信じないなか、火賀だけは入れ替わりに気づくがーー。
宇宙を駆けるよだか (マーガレットコミックス)
¥1,296
(著:川端志季)
原作となったのがこちらのコミックス。
人間の願望や欲望と向き合いながら生きる姿勢をこの作品から学びました。
こちらは、全3巻セットで販売されています。
湯を沸かすほどの熱い愛(映画)

お次にご紹介するのが、とにかく涙が止まらない『湯を沸かすほどの熱い愛』。
筆者が出会えて本当に良かったと思える作品の一つです。
愛をテーマに描かれたこの作品。
物語からも、豪華俳優陣の演技からも、胸をきゅーっと締め付けられるような気持ちになります。
ここで描かれる愛は、本当に美しい。
思い返しただけでも涙が出てきそうです...。
死にゆく母の熱い想いと、
出典 atsui-ai.com
想像もつかない驚きのラストに、
涙と生きる力がほとばしる
家族の愛の物語。
湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray]
¥3,888
両親や兄弟の存在に鬱陶しさを感じてしまった時、自分に新しい家族ができた時、こころにぽっかり穴が空いてしまった時など、何度でも見返したい力強くてあたたかい作品です。
(アニメ)
ヴァイオレット・エヴァーガーデン(1クール)
映像がとにかく綺麗な『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
全部で、13話で構成されています。
こちらも物語が進むにつれてどんどん涙が止まらなくなっていった作品です。
様々なタイプのキャラクターが登場し、主人公のみならず彼・彼女等がそれぞれの形で愛を表現していきます。
最終話を観終わったあと、こころが救われたような感覚に陥ったのを今でも覚えています。
感情を持たない一人の少女がいた。
出典 violet-evergarden.jp
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン1 [DVD]
¥6,645
DVDでは全部で4つに分かれていて、こちらは第1話・2話・3話が収録された1つめのDVDです。
これまでのアニメ作品の中でも、評価が高く神アニメとして話題にもなりました。
ダーリン・イン・ザ・フランキス(2クール)
男と女。
人間としてのそもそもの役割。
科学者や普通に暮らす人々との価値観の相違。
様々な視点から楽しめるのが、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』。
全部で24話で構成されています。
筆者は、この作品を中・高生の時の経験や、その時に感じた感情など、様々なことを思い返しながら観ました。
初めの方は、全ての理解ができないまま疑問を残しつつ物語が進んでいくのですが、そのうち抱いた疑問も回収していくように全てに意味があったのだと思わせてくれる作品です。
彼らは夢を見る。
出典 darli-fra.jp
いつの日か大空へはばたく夢を。
ガラスによって遮られたその空が、どれだけ遠いものだと知っていても。
遠い未来。
人類は荒廃した大地に、移動要塞都市“プランテーション”を建設し文明を謳歌していた。
その中に作られたパイロット居住施設“ミストルティン”、通称“トリカゴ”。
コドモたちは、そこで暮らしている。
外の世界を知らず。
自由な空を知らず。
教えられた使命は、ただ、戦うことだけだった。
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1 [Blu-ray]
¥5,206
こちらも3話ずつで構成されており、全部で8つのDVDで販売されています。
絵の視点から観ても、カット割りやロゴデザインだったり、色の使い方など、とても楽しめる作品です。
DEVILMAN crybaby(1クール)
筆者がとにかく衝撃を受けた作品が、この『DEVILMAN crybaby(デビルマンクライベイビー)』。
一旦観たらやめられなくて、一気に観てしまった作品です。
全部で10話で構成されています。
人間の醜さ、欲望、本能、世の中の不条理、抗えない世界の巨大なパワー。
とにかく繊細に激しく描かれた作品です。
この作品は、バイオレンスな描写が強く描かれているため、苦手な人は観ない方がいいかも。
実はこの作品、原作が漫画で1970年代に流行ったもの。
同時期にアニメ版も放送されていました。
実は2004年に実写映画化されたことも...。
高く評価する人もいれば、中には酷評する人もいるほど、
昔からとても話題になっている作品です。
『DEVILMAN crybaby』は、『夜は短し歩けよ乙女』でも監督を務めた湯浅正明さんが監督や絵コンテ担当などを務めていて、とにかく絵が美しいんです。
また、筆者はこれを観終わったあと内容に衝撃を受け、しばらく体が動かず、3日間ほど考え込んでしまいました。
泣き虫の高校生・不動明は、幼なじみの飛鳥了と再会し、
出典 devilman-crybaby.com
危険なパーティに誘われた。
そこで明は見る。悪魔に変わっていく人々を。
そしてまた明自身も……。
DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX [Blu-ray]
¥21,581
全話が収録されたDVDボックス。
観終わってしばらく経った今でも、この作品が訴えるテーマについて考えてしまいます。
最近、筆者がこの作品のことを思い返したのは、村上春樹さんの『ノルウェイの森』を読んでからでした。
両者全く違うタイプの内容ですが、どこかが繋がっているような気もします。
美しい作品たち
お家やスマホで気軽に作品と触れることができるようになった今。
たくさんの素敵な作品と出会うことの楽しさを体験できるのが、とにかく嬉しい。
いろんな作品と出会って、一緒にこころも磨いていきましょ。