ハンドクリーム、とりあえずで塗ってない?

季節問わず、手の乾燥が気になってくると
ハンドクリームを塗る方は多いでしょう。
その塗り方、本当に合っていますか?
とりあえずで塗っていませんか?

そこで、ハンドクリームの効果的な塗り方と
肌のタイプに合った選び方を
ここではご紹介したいと思います。
正しい知識でケアして、
健やかで綺麗な手を目指しましょう。
ハンドクリームを塗る手順
①手を洗ってから保湿

まず、手を洗いましょう。
拭き取る時はゴシゴシこすらずに、
タオルでポンポンと優しく。
その後、化粧水を手に馴染ませます。
顔と同じように、油分で蓋をする前に
水分を与えてあげるのです。
②手のひらでハンドクリームを温める

次に、ハンドクリームを手のひらに出して
両手で包んで軽くこすり合わせ温めます。
温めることでクリームの伸びが良くなり、
肌にも馴染みやすくなるんだそう。
ですが、冬の寒い時期などは
手も冷えていますよね。
そんな時はストレッチで手を温めてあげましょう。
手のストレッチなどを行い、血行を良くして温めてからだと、ハンドクリームも素早く伸び、塗りムラ防止にもつながるそうです。
出典 tg-uchi.jp
<手のストレッチ>
両手指を組んで手首からぐるりと回したり、手をグーパーする、指を手の甲側へ反らせる、など。
③手の甲、そして指先へ

まずは手の甲に馴染ませていきます。
強く擦りこもうとすると摩擦で肌を痛めてしまう可能性も。
優しく時間をかけて馴染ませていきましょう。
その後、指先や指の間にも伸ばしていきます。
ささくれや爪の乾燥など、指先の乾燥によるトラブルも多いですよね。
しっかり爪まで馴染ませましょう。
④ハンドクリームを塗りながらマッサージ

時間がある時は、マッサージをして
手指のコリをほぐしてあげるのもお勧めです。
リンク先では図と一緒に
分かりやすい説明が載っているので
ぜひ参考にしてみて下さいね。
ハンドクリームの選び方

続いて、ハンドクリームの選び方について。
お店に行くと沢山商品が並んでいて
どれを選んだらいいのか分かりませんよね。
ハンドクリームは大きく
ビタミン系・保湿系・尿素系の3種類に分けられ、
手足の冷え・あかぎれによるガサガサ→ビタミン系
かさつきや粉ふき→保湿系
角化してゴワゴワしているとき→尿素系
このような選び方が良いそうです。
■手足の冷え・あかぎれによるガサガサには…【ビタミン系】がオススメ
出典 shigotonadeshiko.jp
ビタミンEを配合したクリームは、血行を改善し、冷え対策としても効果的。水分と油分を補給してくれて、保湿の働きもあります。しもやけにもおすすめです。
■かさつきや粉ふきには…【保湿系】がオススメ
成分としてセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン等の成分が配合されている保湿系のハンドクリームは、ニベアやロクシタンなどが挙げられます。かさつきや粉ふきが消えても毎日のお手入れとして継続することが大切です。乾燥しやすい方は、早めに使用して予防しましょう。
■角化してゴワゴワしているときは…【尿素系】がオススメ
出典 shigotonadeshiko.jp
尿素系のクリームは、手・指・ひじ・ひざ・かかとなど角化している箇所に使うことで、角質を溶解する働きがあります。代表的な商品として、ケラチナミン等が挙げられます。尿素系のハンドクリームを探す際には、パッケージの「尿素○%配合」などの記載をチェックしてください。ある程度ゴワゴワが取れたら、ビタミン系に移行するとよいでしょう。
マッサージ血流改善の効果を期待するならビタミン系、保湿効果を期待するなら保湿系、尿素系は角化している箇所に使ったりと、用途に分けてハンドクリームを選ぶようにしましょう。
ビタミン系ハンドクリーム
ユースキン ハナ ハンドクリーム
¥598
ユースキン ハナ
チューブタイプで持ち運びもできるユースキンのクリーム。
クリームのピンクはビタミンB12の色だそう。
低刺激で、上品なジャパニーズローズの香りです。
保湿系ハンドクリーム
尿素系ハンドクリーム
薬用ハンドベール
¥385
メンソレータム
コクがあるのにのびの良いクリームで、しっかり保湿することができます。
有効成分レチノール(ビタミンA油)が肌のターンオーバーを促進し、キメの整った肌へ導いてくれます。
その他のおすすめアイテム
ひじまですっぽりグローブ
¥497
あかぎれが酷いと洗剤がしみて痛かったり、ハンドクリームを塗ったばかりなのに洗って落ちるのが嫌だったり。
そんな時に役立つのがこのグローブ。
肘までしっかりカバーしてくれるので、グローブの隙間から水が入り込んでくる心配もありません。
正しい塗り方と選び方で、健康な肌に。

乾燥しやすい冬だけでなく、
夏場も紫外線やクーラーによる
乾燥に脅かされています。
ハンドクリームの塗り方を見直し、
自分の肌に合ったものを選んで
健やかな手を目指したいですね。