それ、本当に詰まってるだけの毛穴?意外と自覚ナシの乾燥毛穴のお話と改善方法
自分の毛穴が、角栓が詰まっていると思って必死に角栓除去に取り組む方。それって本当に毛穴が詰まっているだけですか?意外と自分では分かっていない乾燥毛穴のお話と、改善するための方法をお伝えします。自分の肌のタイプを分かったうえでケアすれば、肌が綺麗になるまでの道のりが近くなるかもしれません。
え、これ角栓が詰まってる毛穴じゃないの?

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私の悩みは、毛穴が詰まってること。
メイクをしても隠しきれないし、余計目立っちゃう。
だからとにかく角栓を取りたくて
毛穴パックやらなんやら取り組んでいるところです。

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ちょっと待った~~~~!
それ、本当に詰まってるだけの毛穴ですか?
乾燥毛穴ではないですか?
ここでは意外と勘違いしやすい
“乾燥毛穴”のお話と改善法をお伝えします。
しっかりと自分に合ったケアで
綺麗な肌を作っていきたいですね。
乾燥毛穴とはなんじゃらほい?

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乾燥毛穴とは、その名の通り乾燥することによって開いてしまった毛穴のこと。
肌は乾燥するとカサカサになるイメージがあると思いますが、ダメージに弱くなるため皮膚を守ろうと皮脂が分泌されます。
その皮脂が毛穴に溜まることで酸化して、
黒ずみの原因になることも。
よくありがちなのは、インナードライ肌の人がテカリを脂性肌だからと思いこみ、あぶら取り紙などで皮脂を吸収してしまうこと。
それによって肌はもっと皮脂を分泌してしまいます。
肌が乾燥していると脂っぽさはあまり感じないように思えますが、乾燥によって皮脂が増えることがあります。
皮膚が乾燥すると、外部からの刺激に弱くなり、ダメージを受けやすくなります。そのため、皮膚を守るために皮脂を多く分泌させようという機能が働きます。
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また、肌には皮溝と皮丘と呼ばれる部分があります。
キメが細かい人は皮丘に水分がたっぷり含まれてふっくらしていて、皮溝の幅が狭くなっています。
ですが乾燥すると皮丘がしぼみ、皮溝の幅は広がり、
肌がデコボコとして毛穴が目立ってしまうのです。
肌の表面には皮溝(ひこう)と皮丘(ひきゅう)と呼ばれる部分がありますが、この二つが肌のキメと呼ばれるものです。キメが細かい人は、皮丘に水分がたっぷり含まれてふっくらとしており、皮溝の幅が狭くなっています。肌の質感はなめらかで、毛穴も目立ちにくいのです。
肌が乾燥すると、皮丘はしぼみ、皮溝の幅も広がり、肌はデコボコとして毛穴の目立つ肌になります。
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乾燥毛穴のケアはどうやればいい?

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毛穴が目立つ原因は乾燥にもあるということは分かりました。
じゃあどんなケアをすればいいの?
そんな方もご安心を。
ここからは乾燥毛穴を改善するためのスキンケアの方法と、おすすめアイテムをご紹介します。
■step1:クレンジング

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まず、メイクを落とすクレンジング。
毛穴に汚れが残らないように!とゴシゴシ落とすのはNG。
また、洗浄力の強いオイルクレンジングも皮脂を落としすぎてしまうことも。
絶対に使ってはいけないわけではありませんが、
乾燥毛穴かも?と思う方は変えてみるのもいいかもしれませんね。
クレンジング力の強さを比較すると、一般的には、「オイルクレンジング>拭き取りシートタイプ>ジェル状クレンジング>クリームクレンジング>ミルククレンジング」の順とされています。
(中略)
オイルクレンジングは、濃いアイメイクなども簡単にするんと落とせるという特徴から人気がありますが、その半面、肌に必要な保湿成分も洗い流してしまう可能性があります。乾燥や肌トラブルに悩まされているという人は、ミルクタイプに変えてみるといいかもしれません。
¥798
:ソフティモ:
とろっと溶けて、するんと汚れを落としてくれるジェルクレンジング。
落としにくいアイメイクもかなり落とせるのは嬉しいですね。
■step2:洗顔

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そして洗顔もゴシゴシ洗うのは肌に負担をかけるのでNGです。
しっかりと泡立てた泡で、優しく洗ってあげましょう。
また、朝も夜も洗顔料を使うことで皮脂を落としすぎてしまっていることも。
一度朝はぬるま湯だけで洗顔してみて
様子を見てみるのも良さそうです。
お湯は熱すぎないように、温度にも注意しましょう。
肌を洗うときはゴシゴシと強くこすらずに、「やさしく、丁寧に」扱ってあげることで、余分な皮脂を取りすぎないようにしましょう。朝は洗顔料を使わずにぬるま湯洗顔にし、洗顔料やクレンジングを使うのは夜だけにすることで、洗いすぎを防ぐことができます。また、お湯の温度も大切です。熱すぎると、水で洗顔したときよりも皮膚から水分や皮脂が奪われやすくなり、肌への負担が増すため、33~35度くらいのぬるま湯で洗いましょう。

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100円ショップで売られている
『ほいっぷるん』を使えば、簡単にもちもちの泡を作ることができます。
108円で優秀アイテムが手に入るなんて便利な世の中ですね~!
■step3:保湿

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そして一番大事になってくるのが保湿。
化粧水をどんなにひたひたに染み込ませたとしても、
それだけでは水分は逃げてしまいます。
しっかりと油分でフタをしてあげましょう。
¥918
:資生堂:
べたつきの少ない専科の乳液。
長時間潤いが続くので、朝のスキンケアに取り入れれば日中の乾燥もあまり気にならなくなるかも。
ふっくら肌を目指していこ♡

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私の毛穴、実は乾燥毛穴だったんだ。
これからはお手入れ方法を変えて、
毛穴が目立たない、ふっくらお肌を目指していくぞ~!