寝ぼけ眼をこすりながら

朝起きて、顔を洗っていると突然顔に痛みが。
起きたばかりでまだ眠かったけれど、痛みで一気に眠気が覚めた。
「何…?」と思って鏡を見ると、ポツリとニキビ。
しばらくなかったのに、久しぶりにできた。
痛みの正体はニキビでした。
このニキビに強く触れてしまったことが原因か。

思い返すと、ここ最近何も意識せずに適当に顔を洗っていたように思う。
適当に水をつけて、適当に洗顔料をつけて、適当に洗い流す。
久しぶりにニキビができたことを機会に今一度、洗顔方法を見直してみようかな。
洗顔を始める前
蒸しタオルで肌を柔らかくする

蒸らしたタオルを洗顔直前、顔の上にのせてみるのはいかがでしょう。
顔の毛穴が開き、汚れがとれやすい状況になります。
それだけではなく、温かいタオルのおかげでリラックス効果を得ることもできます。
やり方は、タオルを水に濡らしてラップで包み、電子レンジに入れて数十秒間加熱するだけというシンプルで簡単な方法。
手を洗う

意外と忘れがちなことが、顔を洗う前にまず「手を洗う」こと。
手に汚れがついたままだとその汚れを顔中に広げることになってしまい、更にニキビの肥やしになってしまうかも。
石鹸やハンドソープなどを使って、まずは手を綺麗にしましょう。
洗顔をしている時
きめ細かい泡を作る

きめ細かい泡を作ってから洗顔に取り掛かりましょう。
肌の表面の汚れだけではなく、きめ細かい泡が毛穴の奥に詰まった汚れをなじませて落としてくれます。
クッション力の高い泡で、肌が包み込まれる感覚を味わいましょう。
100均でもきめ細かい泡を作ることのできるグッズが販売されています。
一時期、SNSで話題沸騰した「ほいっぷるん」はもう手に入れたという方も多いのではないでしょうか。
容器に少量の水を入れ、洗顔料をつけてスティックを上下に動かすだけで簡単にもっちり泡が作れるという優れものです。
安価で便利な洗顔グッズを手に入れることができるのは嬉しいですよね。
小久保 泡立てネット ホイップ洗顔
¥258
簡単にフワフワでクリーミーな泡が作れる洗顔用泡立てネット。
肌に優しい、ホイップクリームのような泡で優しく顔を包み込んであげましょう。
泡立てネットを使う利点として「少量の洗顔料で済む」ということも挙げられます。
なでるように泡をのせる

ポイントは手で直接顔に触れてゴシゴシ洗うのではなく、泡を顔にのせて撫でるようなイメージで優しく洗うこと。
汚れを落としたいあまりにゴシゴシ強く洗ってしまうと、摩擦のせいで肌がダメージを受けてしまいます。
泡だけでも充分に汚れを落としてくれるので心配無用です。
ニキビに直接触れるのは、泡だけ。
指は触れないように。

皮脂が分泌しやすい、おでこや鼻筋といった通称“Tゾーン”からゆっくり泡をのせていきましょう。
Tゾーンとは対照的に、比較的皮脂が分泌されにくい頬などは最後に洗うようにすると◎
ぬるま湯で洗う

人間の体温に近いぐらいのぬるま湯で洗顔しましょう。
汚れがしっかり落ちる気がするという理由からお湯で洗っていたり、暑いという理由から冷水で洗っていたりしませんか?
お湯だと、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
そして冷水だと冷たさから肌が萎縮して、毛穴の汚れを効率よく落とすことができません。
しっかりたくさんすすぐ

顔に泡が少しでも残らないように、完全に洗い流しましょう。
泡が残ったままだとニキビの原因になります。
せっかく泡をのせる段階まで丁寧に洗顔したにもかかわらず、泡を洗い流す段階で気を抜いたら今までの努力が水の泡です。
目安は「もうそろそろいいかな?」と思ってから、+5回程すすぐと◎。
洗い残しやすいポイントは、前髪の生え際や耳元です。
洗顔が終わった後
清潔なタオルで拭く

洗顔を終え、サッパリした後は清潔な柔らかいタオルで水を拭き取りましょう。
ここでも重要なのは、ゴシゴシ拭いて摩擦を与えるのではなく、上から顔を押さえるようにして水を拭き取ることです。
素材も柔らかいタオルを選びましょう。
化粧水を手でつける

化粧水は大きく分けて、手でつける方法とコットンでつける方法の2パターンがありますが、ニキビがある肌には断然、手でつける方法をオススメします。
手で、今の肌の状態を知ることができるからです。
ニキビ周辺は手で優しく化粧水をなじませ、手の体温で肌の奥まで水分が浸透するようにゆっくりハンドプレスしましょう。
イミュ ナチュリエ ハトムギ化粧水
¥560
コストパフォーマンスが最強だと噂の、ハトムギ化粧水。
しっとりしているにもかかわらずベタつかない感触です。
大容量なので惜しむことなく、肌に潤いを与えてあげましょう。
洗顔って、奥が深い

意外にも洗顔には気をつけるべきポイントが多かった。
特別何か新しいことをする訳ではなく、洗顔の基本を見直すだけで毎日の洗顔は変わる。
ニキビが治る頃には、見違えるほど綺麗な肌になっていますように。