ほっこりできる邦画
あなたは、どんな映画が好きですか?
私は、「観た後に、ほっこりと優しい気持ちになれる映画」が、大好きです。
この記事では、観た後に、「明日からも頑張ろう」と、前向きな気持ちにさせてくれるおすすめの邦画(=日本の映画)を紹介します。
おすすめの邦画
優しい夫婦のおいしい日常『しあわせのパン』
しあわせのパン
¥5,280
北海道・月浦の美しい自然の中、おいしいパン屋を営む夫婦の春夏秋冬を描く。個性的な客たちとの出会いの中で、ふたりが見つける「しあわせ」とは。
この作品は、筆者が個人的にここ数年の邦画で最もお気に入りの作品です。美しい自然の中で、ほのぼのと丁寧に暮らす夫婦の姿は、忙しない毎日を送っている都会人の心に優しいメッセージを伝えてくれます。
マジメって、ステキ『舟を編む』
舟を編む
¥3,347
マジメな主人公が出版社の辞書編纂チームで奮闘する姿と周りの人間関係をハートフルに描いた感動作。
主人公のマジメさが愛おしく、ほのぼのと笑える作品です。辞書が題材なこともあり、ふだんあまり意識しない「日本語の美しさ」を再確認できます。
侍が、プリンを作る!?『ちょんまげぷりん』
ちょんまげぷりん
¥4,800
180年前からタイムスリップしてきた侍・安兵衛は、シングルマザーのひろ子の家に居候することになり、お菓子作りに目覚める。
「ちょんまげぷりん」という不思議な題名をいい意味で裏切る、笑って泣いて、観た後にしあわせな余韻が残る本当に素敵な作品です。
子役を演じた幼い頃の鈴木福くんの可愛さにも、癒されること間違いなし。
OLの奇想天外な日常『インスタント沼』
インスタント沼
¥4,731
「ジリ貧(=ジリジリと貧しくなること)」OLのハナメは、行方不明の父を探すことになる。そうしているうちに出会った、変人のおじさんにもらった奇妙なアドバイスは「困った時は水道の蛇口をひねるといい」という不思議なもので…。
この作品の魅力は、話のテンポの良さ!
前向きな主人公とヘンテコな登場人物たちが送る、ツッコミ不在のコメディな日常に笑っちゃうこと間違いなし。観た後に、とっても前向きになれると思います。
‘最強の家族’の物語『重力ピエロ』
重力ピエロ
¥2,890
遺伝子研究をする兄と、自分はピカソの生まれ変わりだと思っている弟、優しい両親。平凡に見えるこの家族は、辛い過去を抱えていた。ある日、連続放火事件と家族の過去がリンクしていることに気づいた兄弟は…。
小説が原作なこともあり、詩的なセリフが散りばめられている作品です。優しい兄と不安定な弟を演じた、加瀬亮と岡田将生の掛け合いに注目。
可笑しくて、切ない『アヒルと鴨のコインロッカー』
アヒルと鴨のコインロッカー
¥3,670
ひょんなことから本屋襲撃事件に関わることになった大学生の主人公と、その周りの人々のあたたかく、切なすぎる物語。主人公が口ずさむのは、ボブ・ディランの名曲、『風に吹かれて』。
この映画の感動は、いわゆる「感動モノ」と言われるような映画のそれとは別の、狙っている感が全くないのに気がついたら泣いてしまうようなホンモノの感動だと思います。
青春ミステリーの傑作として、若いうちに観ておきたい映画です。
笑えるハードボイルド『探偵はBARにいる』
探偵はBARにいる
¥3,200
札幌の歓楽街・ススキノ。そこにあるバーを根城にする探偵に、ある日依頼が舞い込む。しかし依頼を引き受けた途端に、探偵は命を狙われ始める…。
人気シリーズの第1作目。笑えるシーンもアクションも豊富で、あっという間の2時間。クールに見えて優しくアツい男たちの物語。クセになったという方は、ぜひ2、3作目も観てみてください!
※PG-12指定作品です。
青春の真実を描く『桐島、部活やめるってよ』
桐島、部活やめるってよ
¥2,850
学校の人気者・桐島が部活をやめたことで巻き起こる、学校中の波乱を描いた作品。口コミで人気に火がつき、現代の邦画では珍しい、驚異のロングランを記録しました。
現代の日本の高校生の感情をリアルに描いた朝井リョウの小説を映画化。若いキャストたちの瑞々しい演技と活き活きとした映像に注目です。
シュールな笑いの連続『まほろ駅前多田便利軒』
まほろ駅前多田便利軒
¥1,446
便利屋を営む多田の元に、突然同級生だった行天(ギョウテン)が転がり込んでくる。“まほろ市”を舞台に、二人の奇妙な共同生活が始まった。
クスクス笑えるシュールな笑いが癖になる作品、と、思ったら泣ける要素もあって、観た後も余韻が残るハートフルなコメディドラマです。多田と行天のコンビの掛け合いがとにかく面白すぎます。
ドラマ、続編映画もともに注目です。
ヤンキー×ロリータの友情『下妻物語』
下妻物語
¥3,207
茨城県・下妻で、ロリータファッションに身を包む桃子と、ヤンキー娘のイチゴが巻き起こす、爆笑必至のドタバタコメディ。
ハマり役、というのはまさにこのこと!主人公2人の正反対さが面白く、しかしそんな2人が友情を深めていく姿に青春を感じます。観たあとに、自分も明るく、前向きになれる作品!
不良って、大抵いいヤツ『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
ぼくたちと駐在さんの700日戦争
¥1,591
いたずら大好きな高校生7人組VS大人気ない“駐在さん”の攻防を描いた、ドタバタ青春コメディー。
笑える映画が観たい!という時におすすめなのがこちらの作品。
基本的にくだらなくて超笑えて、でもちょっと泣ける。友達と観るのにもぴったりです!
ぜひ観て欲しい永遠の名作『生きる』
生きる
¥2,481
死んでいるように生きていた主人公は、ガンに冒されて自分の死期に気づき、残りの人生をいかに生きるのか問い直す…
黒澤明監督の、永遠の名作『生きる』。
数十年前の作品ですが、現代の日本人とも通じる問題が描かれています。自分がどう生きていきたいのか考えるきっかけをくれる、素晴らしい映画です。ラストシーンは邦画史に残る名シーン!
明日も頑張ろう
「観た後に、明日も頑張ろう」と、前向きな気持ちにさせてくれるおすすめの邦画を紹介しました。
邦画は、日本が舞台であること、主人公が日本人であることでより共感できるところも多く、感動できるポイントが多いですよね。どれも本当におすすめの作品なので、ぜひ観てみてくださいね!