老舗ブランドの服はどうやってうまれる?デザイナーから探るブランドHISTORY

GIVENCYにGUCCI、Diorなどの言わずと知れた老舗ブランドの数々。伝統的なブランドコンセプトを守りつつ常に新しいルックを世に発信し続け、常に世界のファッションとトレンドを先導し提案し続けるこれらのメゾンたち。今回は歴代デザイナーをたどってそれぞれのブランド像を見ていきたいと思います。

ブランドHISTORYの旅いざ開幕

出典: shutterstock

GIVENCHY(ジバンシイ)、GUCCI(グッチ)、Dior(ディオール)。
世界中で名高い、老舗ファッションブランドの数々。

多くの老舗デザイナーズブランドがビューティーラインも出しているので、「デパコスブランド」として身近に感じることも多いかもしれません。

伝統あるこれらのメゾンたち。
創設からだいぶ経った今、どんな人がそのブランドの精神を引き継いで服作りをしているのか。
疑問に思ったことはありませんか?
今回はそんなブランドの歴代のデザイナーから、各ブランドの歴史を探っていきたいと思います。

GIVENCHY

【GIVENCHY(ジバンシイ)】
1952年、ユベール・ド・ジバンシィによって創設されたパリうまれのブランドです。
貴族的な洗練性にカジュアルとシックを融合させた斬新なユベールのスタイルは、当時のファッション界に旋風をふかせます。
王妃や有名女優たちを惹きつけたそのスタイルは、ユベールがうみだした「エレガンス」を普段着にするユニークな発想によるものでした。

創設者のユベールの後継者としてまずブランドを引き継いだのはジョン・ガリアーノでした。
1985年に自身のブランドでデビューしたジョン。
ただ、彼が手がけたのは1996SSと1996-1997AWの2シーズンのみでした。

その後、アレキサンダー・マックイーンが手がけるジバンシィがスタート。
奇抜なデザインで酷評されることもありながらキャリアを築いてきた彼はジバンシィ就任後もそのスタイルを変えることはありませんでした。
彼の活躍によってジバンシィは注目されますが、彼自身が語ったようにユベールの時代を忘れさせるような斬新な方向性に、これまでのジバンシィを愛する人たちからの批判もありました。
彼はわずか1年で退任し、ジュリアン・マクドナルドが引き継ぎます。

その後就任したのが、「正当な後継者の出現」と名高い、リカルド・ティッシです。
創設当時から引き継がれるブランドコンセプト「エレガンス」と現代的な解釈を融合させたコレクションは高評価を得ました。
彼は2017年に退任するまでレディースコレクションだけでなくメンズコレクションも全て手がけ、ジバンシィに貢献します。

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現在、ジバンシィ初の女性デザイナー、クレア・ワイト・ケラーがアーティスティック・ディレクターに就任。
全世界が彼女の創り出す新生ジバンシィに注目しています。

GIVENCHY

GUCCI

【GUCCI(グッチ)】
アレッサンドロ・ミケーレによる斬新な新生GUCCIが大きな注目をあびているGUCCI。
グッチオ・グッチによって創設された言わずと知れたビッグブランドです。
ロゴのGGマーク。実は世界で初めてデザイナーの名前をブランドロゴに使用したのがGUCCIなんです。
元々革製品のブランドとしてスタートした、GUCCI。
革製品の使用が制限される中、代用品としてキャンバス地を使用し大ヒット。
その後の竹で代用した「バンブー」シリーズとともに、その後のブランドのアイコンに。

1990年にはトム・フォードがレディスウェアのデザイナーとして迎えられます。
後に彼はGUCCIのクリエイティブ・ディレクターとしてさらなる革新に道を進みます。
ラグジュアリーで、かつ現代的。
セクシーでグラマラス。
そのブランド像は、多くのセレブやファッショニスタに愛されました。

トム・フォード辞任後レディースをアレッサンドラ・ファキネッティが、メンズをジョン・レイが手がけるように。
その後、レディースラインはフリーダ・ジャンニーニに引き継がれます。

そうして、現在のアレッサンドロ・ミケーレによるGUCCIへと時代は移ります。
トム・フォード時代にデザインチームに所属していた経験を持つミケーレはFENDI退職後GUCCIのクリエイティブ・ディレクターに就任します。
これまでのGUCCIのイメージを良い意味で裏切る斬新かつ革新的な彼のデザインに世界中がざわめきました。

アレッサンドロ・ミケーレによる新生GUCCIはラグジュアリーなアメカジとジャポニズムの融合と言われています。
どことなくオリエンタルな雰囲気が漂う彼が手がけたデザイン。
今まで以上に日本でも注目を浴びたのにはそういった日本らしいデザインに惹かれたのかもしれませんね。

Gucci

DIOR

【Dior(ディオール)】
ビューティーラインでも人気を誇るDior。
1946年にパリでうまれます。
シーズンごとに名前をつけて発表する現在の慣習を築いたブランドでもあり、日本でショーを行った初めてのヨーロッパのブランドでもあります。
フランスの裕福な家庭うまれのクリスチャン・ディオールによるブランドなだけあり、昔からラグジュアリーで上品な作品を世に出し続けています。

ディオールがコロール(花冠)ラインという世間に「ニュールック」として騒がれたデザインを発表した翌年にデザインチームに加入したマルク・ボアが、イブ・サンローラン退任後にチーフ・デザイナーに。
キッズ・メンズラインを開始し、Diorの発展拡大に尽力します。

ディオールの初弟子として有名なイブ・サンローラン。
若い彼をディオールは絶賛し、雇って間も無くに彼のデザインをコレクションにて採用しています。
ディオール亡き後、この若い天才デザイナーがDiorを引き継ぎます。
財政的にもブランド的にも危機に陥っていたDiorで彼は奮闘します。

イタリア人デザイナーのジャンフランコ・フェレの後を引き継いだのが、既にジバンシィでの活躍によって名を馳せていたジョン・ガリアーノ。
彼によるブランドの革新は成功を納め、Diorの売り上げに貢献しました。

2012年からはラフ・シモンズによるDiorがスタート。
独学でデザインを学び、オートクチュールの経験がなかった彼による革新的かつ大胆なデザインは、映画化されるほど注目を浴びました。

現在はマリア・グラツィア・ キウリが主任デザイナーをつとめています。

Dior

ちょっと身近になったでしょ?

出典: shutterstock

名前だけ知っていてあまり身近に感じていなかったハイブランド。
伝統を守る上で、数々の有名デザイナーが奮闘してきたんです。
それぞれの時代によってコレクションのカラーも異なっていて違いを楽しむのも面白いかも。
是非、年代を追ってコレクションを見てみてください。

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