あの時こんな気持ちだったのかな。映画のシーンから紐解くNEWシネマ満喫メソッド
映画が好きなのは現実世界のわたしたちだけではありません。映画の中に出てくるキャラクターだって映画が大好き。そこで今回は“映画とその中に出てくる映画のセット”を紹介します。『レオン』『(500)日のサマー』『僕らのミライへ逆回転』の中に登場するあの作品にあなたもぜひチャレンジしてみて♡
みんな、大好きなんだ

出典: shutterstock
映画ってみんなが大好き。
そう、それは映画の中に出てくるキャラクターも例外ではありません。
あの一見怖そうなキャラクターだって、映画館にいる時はみんな笑顔でとても楽しそう。
■あのキャラクターをもっと知りたくて
『レオン』
ニューヨークを舞台にした、殺し屋のレオンと、少女マチルダのラブストーリーです。
家族を殺されたマチルダは、隣に住むレオンのもとを頼り、彼に敵討ちの手助けをお願いし、そこから2人の訓練が始まります。
「愛」について教えてくれるストーリーも素敵なのですが、マチルダのファッションもおしゃれで可愛いと人気です。
■彼が夢中で見ていたのは…
¥199
サイレント映画のスターのドンと、女優の卵のキャシーのラブストーリー。
サイレント映画から、音声の入るトーキー映画へと移りつつある時代が舞台になっており、歌うシーンもたくさん出てきます。
特にドンが雨に濡れながら歌うシーンが有名ですが、下積み時代のドンと親友コズモのパフォーマンスもクオリティが高いので必見です。
『(500)日のサマー』
¥199
真実の愛を信じるトムは、ある日会社に新しく入ってきたサマーと出会います。
でもサマーは、真実の愛なんて存在しないと考えるタイプで、トムに告白されても本気にはならないと言い放ちます。
そんなサマーを追いかけた、トムの500日間の記録です。
イケアで夫婦ごっこをしたり、美術館や映画館に行ったり、まるで恋人同士のようにデートを重ねるけれど、サマーは決してトムの恋人にはなろうとしません。
トムはサマーと付き合いたいので、そのことを巡って喧嘩も起きるように。
そんな中、サマーと出会って314日たった日にトムはなぜか1人で映画鑑賞。
隣にサマーがいないことから、2人の仲がうまくいっていないことがうかがえます。
サマーと一緒に見ていた時はとっても楽しそうだったのに、その日のトムはとてもつまらなそうな表情でした。
■トムが悲しそうに見ていたのは…
¥3,213
中世ヨーロッパを舞台に、十字軍の遠征から帰ってきた騎士アントーニウスと従者ヨンスが、死神や旅芸人と出会いながら、生死や神・信仰について見つめ直すお話です。
1957年に製作されたものですが、現代になっても見続けられている人気の作品です。
モノクロのスクリーンの中に映る死神は、存在感たっぷりで、特に登場シーンがかっこいいと人気なんです。
『僕らのミライへ逆回転』
¥5,810
レンタルビデオ屋を営むフレッチャーは、市の開発の関係で立ち退きを迫られていました。
そこで店番を頼まれていたマイクのもとに、友人のジェリーがおとずれます。
ジェリーは後日、あるトラブルから感電し超強力な電磁波を帯びてしまい、店中のビデオをダメにしてしまいます。
お店の信用を落とさないために、マイクとジェリーはダメになったビデオを自分たちで作り直すことにしますが…?
壊れてしまったビデオを自分たちで撮り直すことにした、マイクとジェリー。
その様子がとってもおかしくて面白いんです。
しかも、そのリメイクのビデオがお客さんに好評で、どんどん新作を作らないといけなくなってしまいます。
真剣に、でもパロディ色いっぱいにビデオが出来上がっていくシーンが忘れられません。
■マイクとジェリーが最初に撮ったのは…
¥199
科学者3人組で結成したおばけ撃退部隊「ゴーストバスターズ」のお話。
派手な宣伝で一躍有名になった3人に、門の神ズールと鍵の神ビンツが合体し立ちはだかります。
さらに、おばけ貯蔵庫から無数のおばけが解放されてしまったので、ニューヨークは大混乱に!
1980年代に一斉を風靡した人気コメディ映画です。
あの子もこんな気持ちだったのかな

出典: shutterstock
“映画の中に出てくる映画”にもチャレンジしてみたら、「あぁあの時、あのキャラクターってこんな気持ちだったのかな」なんて想像が膨らんで、前よりももっと映画が楽しめるようになった。
たまには、こんな見方をしても新鮮で楽しい。
やっぱり、映画はみんなが大好きな素晴らしい文化だね♡